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話題のドールモデル・橋本ルルが早大の人気講義に降臨。人間なの?人形なの?

“人間なのか、人形なのか”はどちらでもいい

 そして、講義も後半戦に差し掛かったところで、満を持して橋本ルル本人が登場。
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橋本ルルの登場に会場の学生から嘆息が漏れる

 実際目の当たりにしてみると、ドールスーツの存在感は想像以上に圧倒的。中に人が入っているとわかっていても、「人間が人形を演じている」のではなく、「人形が人間のように動いている」と錯覚してしまう。その神々しさは、至近距離で橋本ルルと対面した菊地先生も、「私、ちょっと緊張しています(笑)」と思わず固まってしまうほど。  質疑応答の時間になると次から次へと手が上がり、学生たちの関心の高さが伺える。橋本ルルはしゃべれない設定なので、hitomi komaki氏に耳打ちした回答を、彼女が会場に伝言する形で質疑応答が進むが、そこで生じる不思議なタイムラグも、預言者が神の託宣を民衆に伝えているようでどこか神聖だ。
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耳打ちで意思を伝える橋本ルル

 そんななか、菊地先生から気になる一言が。 菊地先生:この講義には、「自分も人形になりたい」と思っている学生がいて…  なにやら聞き捨てならないことを、さらっと言う菊地先生。 菊地先生:その人は、橋本ルルを具体的な目標にしているそうなのですが、ルルさんを「理想の人形」と表現してしまうと、ルルさんが傷つくのではないかと気にしているそうです。  人形になりたい…? ルルさんが傷つく…? 高次元すぎる発言にあっけにとられるが、学生たちもそれを普通に聞き入れている。この授業、“人形リテラシー”が高すぎるぞ。  ちなみに、それに対するhitomi komaki氏と橋本ルルの回答はこうだ。 hitomi komaki氏:橋本ルルが人間であるか、人形であるかにはこだわっていません。人形を着ている人間なんだし、その両方なんじゃないでしょうか。 橋本ルル:「人形である人間」と見られることも、「人間である人形」であることも、どちらも素敵だと思います。  講義を受けているうちに、なんだか“人間なのか、人形なのか”という問いかけ自体が無意味のような気がしてきた。
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圧倒的な存在感で見るものを引き込む魅力がある

 他にも会場からは、「《自己の拡張》を目指しているというが、橋本ルルの中に入っていると、キャラクターを演じる《変身》の側面のほうが強くなってしまうのでは?」という鋭い指摘も。それに対してhitomi komaki氏は、「できれば変身願望とは切り離したいと考えている。今後はもっと『中の人』の存在感が強調されてもいいと思っています」と回答。  「中の人」によって振る舞いや発言内容が変わることについても、「演者さんには、『あなたが思う橋本ルルとして存在してください』と伝えているだけ。このとき演じている方はそう思っているんだな、と解釈してくれれば」と、統合された設定やキャラクターがあるわけではないことを説明した。  質問は途切れることなく続き、講義は盛況のうちに幕を閉じた。
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男も「人形のような女の子」に憧れている!?
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