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話題のドールモデル・橋本ルルが早大の人気講義に降臨。人間なの?人形なの?

男も「人形のような女の子」に憧れている!?

 講義でひとつ、気になることがあった。  質疑応答で「私も橋本ルルになりたいのですが、どうすれば中に入れますか?」と質問したのが、男子学生だったのだ。「人形(のような女の子)になりたい」という願望は、女性だけのものではなかったのである。  事実、hitomi komaki氏も最近関心を寄せているというバーチャルYouTuberやVRChat(VR空間上で、アバターを使ってYouTube配信をしたり、チャットしたりする)の世界では、おじさんが美少女のアバターで交流している例が珍しくないという。  とすると、我々おじさんも、ひょっとすると心の内では、「人形のような女の子になりたい」「女の子として振る舞いたい」という欲望を抱えているのだろうか。  菊地先生、これって「人形メディア学」になりませんか?
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毎期の最終講義では、学生たちが人形を持ち寄る人形参観の日もあるとか

菊地先生:もちろんなりますね。ネットでもゲームでもVRでも、こっちとあっちの性別が違うくらい、なんてことないですよね。おじさんだろうと、その日の気分次第で今日はガンダム、明日はリカちゃんみたいな遊び方ができちゃう。「人形メディア学」では、そんな人形を通じて、その奥に透ける人間についてもいろいろ考えようとするわけです。  そういう意味で、橋本ルルのクリエイターであるhitomi komakiさんが、バーチャルYouTuberやVRChatに関心を寄せているってのは必然だし、目が離せない流れだと思います。  橋本ルルについて考えることは、おのずと自分自身について考えることと同義であるというわけか。「人間あるところに人形あり。人形あるところに人間あり」が座右の銘だと語る菊地先生。今夏には、講義録をまとめた著書『人形メディア学講義』(河出書房新社)も発売されるという。  橋本ルルと、菊地浩平先生に、これからも注目した方がよさそうだ。
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左から、菊地浩平先生、橋本ルル、hitomi komaki氏

(取材・文/福田フクスケ 撮影/長谷英史)
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