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杉浦透デビュー9年目の壁「存在としてワンステップ上にいけない」――小橋建太の青春おすそわけ#25<杉浦透 vol.2>

――杉浦選手はつい先日までKING of FREEDOMS WORLD TAG王座を11回防衛されていたので、王者としての自覚は既にあるのでは? 杉浦透杉浦:自覚はあるつもりなんですけど、防衛できたのはパートナーのマンモス佐々木さんの力だという見方が多いですね。 小橋:そういう葛藤は分かる。俺も三沢さんと最強タッグで8連勝して、世界タッグチャンピオンになったんだけど、「三沢さんのお陰でしょ」と周りは見るわけ。違うんだ、違うんだと、もがき苦しんで出た答えというのは、リングで自分のファイトをすることにしかない。結局、そこに答えがある。だれと試合をしても、前回を上回る試合をしていくことでしか、ファンのみんなの気持ちを変えることはできないんだよ。 杉浦:自分も、リングの上で答えを見つけたいです! 小橋:FDが一つのきっかけになれば面白い。日テレジータスでの放送もあるし。 ――テレビ放送もあって、メインイベント。すごいですね。 小橋:あんまりプレッシャーをかけると、またトイレに籠もっちゃうよ。 杉浦:大丈夫です(笑)。今回の対談を通して、楽しみな部分が大きくなってきました。 【PROFILE】 ●杉浦透(すぎうら・とおる) プロレスリングFREEDOS所属。’90年9月30日、愛知県半田市生まれ。高校時代、バスケットに明け暮れる一方で、プロレスラーになろうと決意。3年生の冬、愛知県の団体・DEPに入門。翌9月、デビュー。’12年5月、プロレスリングFEEDOMSに移籍。マンモス佐々木とのタッグチームで、KING of FREEDOMS WORLD TAG王座を11回防衛(最多連続防衛)。178cm、98kg。Twitter:@sugiuraman_106 ●小橋建太(こばし・けんた) (株)Fortune KK代表取締役。’67年3月27日、京都府福知山市生まれ。’87年6月、全日本プロレスに入団。“プロレス四天王”と呼ばれるレスラーの一人。2000年6月、プロレスリング・ノアに移籍。’03年3月、GHCヘビー級王座獲得。13度の防衛に成功し、“絶対王者”と呼ばれる。’06年6月、腎臓がんが発覚するが、2007年12月、奇跡のプロレス復帰を果たす。’13年5月11日、引退。現在はチャリティーや講演会など、幅広い活動を続けている。Twitter:@FortuneKK0327 構成/尾崎ムギ子 撮影/橋本勝美
尾崎ムギ子/ライター、編集者。リクルート、編集プロダクションを経て、フリー。2015年1月、“飯伏幸太vsヨシヒコ戦”の動画をきっかけにプロレスにのめり込む。初代タイガーマスクこと佐山サトルを応援する「佐山女子会(@sayama_joshi)」発起人。Twitter:@ozaki_mugiko
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■小橋建太完全プロデュース興行第5弾 『FortuneDream5』
http://www.fortune-kk.com
【開催日】2018年6月11日(月)
【開場時間】17時30分
【開始時間】18時30分
【会場】東京・後楽園ホール

■高山善廣選手応援「TAKAYAMANIA」の募金は小橋建太・FortuneKKでも受け付けております。
500円から募金を受け付けております。皆様からお寄せいただいたお気持ちは小橋建太が責任を持って全額高山選手にお渡しいたします。
https://tsuku2.jp/ec/viewDetail.php?itemCd=06950341210790
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