更新日:2018年07月28日 11:55
仕事

悩みの答えはすでに自分が知っている。1週間で答えを見つける方法

気づきのメモとは?

 自分が思ったこと、感じたことを記録するのが「気づきのメモ」の特徴ですが、口に出していない思考よりも、実際に誰かに話した発言の方が、思い出すのも記録するのも簡単です。誰かと話していると説教をするつもりでなくとも、「仕事とは」「恋愛とは」「人間関係とは」といった深い内容に話が及ぶことがあります。その時、私たちは気づかないうちに自分自身の信念に触れているのです。  しかし、いざ自分の悩みに焦点を当てると一気に視野が狭くなり、物事を論理だけで考え、そうした自分の信念がわからなくなってしまいます。そんな時、普段からメモしていた自分の発言を振り返れば、信念に立ち戻ることができるのです。  といっても、やはり大切なのは論より証拠です。これから一週間、誰と会って、どんなことを話したかを毎日記録してみてください。そして一週間経ったら、その時抱えている問題を念頭に置きながら、メモを開いてみましょう。そこに自分に必要な答えがきっと書かれています。  論理的に考えれば、まず「問い」があって、それに対する「答え」があるはずです。しかし人間心理はもう少し複雑で、「問い」のずっと前に「答え」がもう用意されています。これが実感できると自己啓発の効果と面白さがわかって、止められなくなります。ぜひ試してみてください。 佐々木
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中

人生を変えるマインドレコーディング

人はなぜ続けることができないのか? 続けるには「信念」が必要だ!

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