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あなたの信念が本物か見分ける方法

 いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるメモ」とは何か? そのヒントをつづる連載第65回 あなたの信念が本物か見分ける方法 現代人は自分から生まれる言葉をすべて思考だと思い違いをしています。テレビやネットで色々な情報に触れていると、頭の中に「ああした方がいい、こうした方がいい」「ああすべき、こうすべき」という思考が生まれます。そして、それを満たせていないスポーツ選手などを見て、「そんなこともわからない馬鹿なやつ」と見下します。どこと名指しせずともあちこちのWEBサイトやSNSで繰り返されている光景です。  しかし人を呪わば穴二つ、他者に対する振る舞いのツケは自らで払わなくてはなりません。人間関係は鏡であり、他者に使った評価基準は無意識のうちに自分自身にも利用されます。誰も自分のことを棚上げになんてできません。誰かの行いを見下したならば、その人は自分の行いも見下すことになります。その結果、自分からも他人からも見下されるのが怖くなって何もできずに、ただ外野でヤジを飛ばす羽目に陥ります。  こうした方がいい、ああした方がいい、なんてことは誰だってわかっています。勉強した方がいいのはわかっているけどできない。運動した方がいいのはわかっているけどできない。だからこそ人は悩みます。そして、その悩みは「どうすればできるようになるのか」という方法論ではなく、「そもそも自分には何ができるのか」という認識論によって解消されます。この認識こそが信念です。同じ言葉でも「思考」と「信念」には大きな違いがあるのです。
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「信念」はエピソードと主張でできている
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コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中

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