更新日:2018年10月08日 16:58
ライフ

小説家、漫画家、ミュージシャン…夢破れたときに何をすべきか?

心の動きを記録しよう

 しかし、その分だけきちんとこなせば効果は絶大です。今よりもずっと自分のことがわかるようになります。ぜひ自分が普段から考えている内容を振りかえって、記録する習慣を持つようにしてみてください。  自分の願望と才能が一致していれば幸いです。しかし、必ずしもそうとは限りません。かくいう私もずっと小説家になりたいと思っていましたが、その夢は叶いませんでした。一方で私は人間の心を解き明かすことについては、疑いのない才能がありました。それを選択できるようになったのも、自分の心について理解を深めてきたからです。  というのも才能は自分にとっては特別ではなく、当たり前だからです。たまたまそれを披露する機会があって、人に驚かれたり賞賛されて、「え、なんでこんなことで?」と戸惑いつつも、だんだん自分で認識できるようになる場合が大半です。自分の才能を選択肢に加えることにすら理解が必要になります。  願望を選ぶのか、それとも才能を選ぶのか。その選択に正解はありません。「それでも自分の夢は捨てられない」という追いかけ続ける人もいるでしょう。ですが、少なくとも自分で選べるようになる必要があるのは確実です。私たちは考えているよりもずっと、自分の心と向き合わなくてはなりません。 佐々木
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中

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