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ボートレースの年末年始は一般客が増えオッズも妙味が増す

予想はいらない、出目で買えばOK

 とはいえ、ボートレースの予想はなかなか難しいと思う方は多いだろう。できることなら単純明快でわかりやすく、それでいて理論に裏打ちされた必勝法があれば……。そんなボートレース初心者のために、取材班は誰でも簡単に高配当を狙える方法として、各出目の回収率に注目した。「出目ってオカルトじゃないの?」と思うことなかれ、ことボートレースに関していえば、出目買いはオカルトではなく正攻法の必勝法となる。そのワケをスポーツ紙のボートレース予想記者に聞いた。 「ボートレースは3年前からモーターの仕様が変更され、出力が弱くなりました。これにより、出現する出目の偏りが顕著になりました。こうした出現率の高い“強い目”を積極的に狙うのは、正攻法の必勝法なのです」  そこで特別取材班は、モーターの仕様が変更された3年前に遡り、年末年始レースを改めてデータ集計したところ、年末年始ならではの“オイシイ出目”がわんさと出てきたのである。

1号艇が勝っても高配当が転がり込む

 過去3年分の年末年始のレース結果を全レース場ごとに集計、平均配当から「荒れる場と堅い場の傾向」がハッキリとわかる。荒れるレース場のトップは津で平均配当は1万円越えという荒れっぷり。平和島と福岡は出目の傾向が面白い。2場ともにボートレースファンの間では常日頃から本来強いとされるインがあまり強くない「荒れるレース場」として認識されている。そのため、平和島や福岡はインからの舟券よりもセンターやアウトからの舟券が売れることも珍しくないのである。
24場傾向と対策1

《24場傾向と対策1》桐生~住之江 

24場傾向と対策2

《24場傾向と対策2》尼崎~大村

《表の読み方と舟券の買い方》 ’15年末から’18年初までの年末年始に開催されたレースを編集部で独自に集計。3連単平均配当から年末年始の荒れる・荒れないレース場を判断。短評に記載の推奨出目は回収率が過去100%以上の高回収率であるものを必須条件とし、的中率も加味して選択した。  しかし、データをさらに紐解くと意外な事実が判明する。最も堅いとされる下関のイン勝率は約57%、これに対して平和島は約44%で福岡は約50%である。つまり、荒れるといわれているレース場でも2回に1回弱は本命視されることが多いインが勝つ計算だ。しかし前述の通り、平和島や福岡ではインからの舟券があまり売れない傾向にある。その結果、イン(1号艇)からの舟券の配当が、他場と比べて高くなってしまうことが多々あるのだ。
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昨年実践した記者は楽々万舟券ゲット
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SPA!が運営する日刊SPA!内のギャンブル情報サイト「勝SPA!(かちすぱ)」の取材班。Twitter(@kspa_official

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