「オーラがある人」になるためには「尊敬する人に会って話すこと」が大事なわけ
そうした積み重ねの結果を、最初に求めるのは不毛です。ただ、一つだけ直接的なコツがあります。それは「自分が尊敬する人物に直接会って話を聞くこと」です。
私たちはいつも同じ調子で考えているわけではありません。親の前と、友人の前では考える内容が変わります。誰かと会えば、多かれ少なかれその相手に影響された思考が自分に浮かんできます。自分が「この人はすごい!」と感じている人に会って話を聞ければ、その人の影響を受けた思考ができます。
私たちは誰かの話を聞いた時に、相手の話に集中します。実はその話を聞いて浮かんでくる自分の思考が、相手の話と同じくらい大切なのです。その思考を自覚して、反復的な思考である信念にできれば、それが自分のまとう空気、雰囲気、オーラになります。
空気を知るには肌で触れるのが一番です。それは書籍や音声や動画といったメディアでは薄れてしまいます。会いたいと思った人がいたら、セミナーや講演会に出かけて会ってみるのをオススメします。相手の話を覚えるだけでなく、その話を聞いている時に浮かんできた自分の思考を覚えるだけで、何倍もの学びがあります。ぜひ試してみてください。
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中
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