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ZOZOマリンスタジアム大改装でプロ野球観戦はどう変わる?

 3月29日、平成最後の開幕を迎えるプロ野球。今年は古巣に舞い戻った新監督から、昨夏甲子園を沸かせたルーキー、復活を誓うベテランや大改装を施した球場まで、話題は満載だ。
サブマリン・シート

球場を約1m掘って完成したサブマリン・シートは“下から目線”が売りだ 撮影/渡辺秀之

グラウンドは縮小ブーム。臨場感重視で観戦が変わる?

 楽天生命パークやヤフオク!ドームなど、昨今のプロ野球(なぜかパ・リーグばかりだが)には球場縮小の傾向があるが、よりスリリングで臨場感を味わえるボールパークが、またお目見えした。 「ZOZOマリンスタジアムの改装構想は、3年越しの一大プロジェクトでした。土地は千葉県、建物は千葉市、球団が指定管理者、という良好な関係の賜物です」  こう語るのは千葉ロッテマリーンズの名物広報・梶原紀章氏。SNS全盛の時代にファンが求めるチーム内の優良コンテンツを、時に瞬時に、時に丁寧に、発信し続ける名物広報だ。
ホームラン・ラグーン

ホームラン・ラグーンには両翼合計で302席を増設。 撮影/渡辺秀之

「最大で約4mも前にせり出したホームラン・ラグーン(外野フェンス)の影響で、外野手は前寄りに守備位置をとります。3塁打は減ると思いますが、ランナー2塁でシングルヒットの場面では、スリリングなクロスプレーがたくさん見られると思いますよ」  今春、新設置となった3種類の座席のなかで、最も人気を集めそうなのは、まるで外野手になったかのように選手と同じ目線で野球観戦が楽しめる「ホームラン・ラグーン」だろう。特筆すべきはグラウンドと同じ素材の人工芝が敷かれている足元だ。
人工芝

グラウンドと同じ人工芝。そこに1人席、4人席、6人席を新設した 撮影/渡辺秀之

 取材に訪れた日は一般に開放されていないオープン戦だったが、敷きたてフカフカの人工芝を歩くだけで心が躍る仕掛けとなっている。  その他にも従来よりも最大で5mも前にせり出たダグアウトボックス席(1・3塁側)や、日米韓カリビアン50球場以上を訪問した経験のある記者が「世界最“広”」と感じた両軍選手の控えるダグアウトは、ファンに新たな観戦の楽しみをくれそうだ。
ダグアウト

世界最“広”のダグアウトは圧巻の広さ 撮影/渡辺秀之

「これまでのベンチは半トンネル式で、ファンからベンチの選手たちが見えなかった。今年からはベンチでの選手の動きも楽しんでもらえますよ」 <取材・文/小島克典> ― プロ野球開幕スペシャル ―
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