仕事

信頼していた上司の驚きの本性。他人に裏切られたときの心の対処法

友人に秘密を明かしてしまったわたしの運命は…

 次の日、わたしが学校で誰かに話しかけると、全ての人が無視するようになっていました。状況を理解するのに時間がかかりましたが、次第にCに売られたことに気づきました。  わたしは、一日にして学校の全ての人から「友人の彼氏を寝取った裏切り者」というレッテルも貼られてしまったのです。今となっては真相はわかりませんが、1日で全校中に噂が広まるということは、BとCが画策して噂を広めたと思います。「あぁ、人って信用できないな」と、わたしは強く思いましたし、この時の強烈な経験があったからこそ、その後、誰かにダマされることなく生きてこれたのかもしれません。  ただ、後日談ですが、2~3日後、わたしに話しかけてくれた子がいました。彼女は淡々と接してくれて、「人の噂も75日」とはよく言ったもので、3か月もすれば、他にも話しかけてくれる人が現れて、半年後には元の人間関係に戻っていました。でも、いくら友人が戻ってきても、わたし自身は、もう過去の自分には戻れず、友達と仲良くしていても、どこか冷めていました。  その間、わたしはたくさん本を読んで、楽しく過ごしていました。結局、「友達づきあい」なんて案外ムダなものが多い気がします。「平等に遊ばないといけないから」とか「ホントは行きたくないけど、この前つきあってもらったから仕方ない」「◯◯に悪いから顔だそう」などを全部排除すると、時間は本当にたくさん余ります。

友達とは片手間で付き合うくらいが丁度いい

信頼 人間関係 人間は生きている限り誰かを裏切るもので、自分も知らないうちに誰かを裏切っている可能性があることを理解しましょう。そして将来、あなたが誰かを裏切ってしまう日が来るかもしれないので、もし誰かがあなたを裏切ってもその人のことをあまり責めないようにしましょう。それから大惨事が起こったときは、その事柄についてはあまり深く考えないで、どちらかというと物事の良い側面をとらえるようにすることが大切です。  最後に、1人で過ごす時間は大事にするべきです。自分がすべき仕事や、勉強に没頭しようとすると、友人関係は、時として、とても邪魔になります。暇なときも、一人で楽しめるようにすると、友達が居ても居なくても、どちらでもいいような気がしてきます。友達は、そういうふうに片手間で付き合うくらいの感覚が、気楽で丁度いいのではないでしょうか。  夜の仕事でさまざまな人を見ていて思うのは、暇なときに誰かといないと、どうしても気が済まない人は、他人への依存傾向が強い傾向にあります。そんなときは、徐々に自分に1人で過ごす時間を増やして、それに慣れたほうがよいかもしれません。 <TEXT/内野彩華>
新宿歌舞伎町キャバクラ「アップスグループ」オーナー。株式会社アップス代表取締役社長。津田塾大学卒業。25歳のとき、当時勤めていた外資系IT企業をやめて、歌舞伎町にキャバクラを開業。現在、歌舞伎町にキャバクラを4店舗、銀座にクラブを2店舗展開するまでに。キャバ嬢の育成やキャバクラの立ち上げ、経営改善のコンサルティングなども行い、グループ年商は10億円にもおよぶ。著書『劣等感を力に変える 成り上がる女の法則』が発売中

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