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弱者のわたしが歌舞伎町で成り上がった「経営術」<歌舞伎町10億円女社長>

 こんにちは、内野彩華(うちのあやか)です。 歌舞伎町 新宿・歌舞伎町にキャバクラを4店舗経営する歌舞伎町の女社長。そんな私が野心の大切さを説く、この連載。本連載をまとめた新刊『成り上がる女の法則』も出ましたが、引き続き更新していきます。第58回は「社長になるためにすべきこと」がテーマです。  先日、うちのキャストが「年内で店を辞めて、トータル美容の会社を立ち上げる」と話してくれて、いろいろと質問されました。今回は社長になるにあたって心がけるべきことについてお話をしようと思います。

キャバクラで目立つと社長を勧められる

 いわゆる、できる男の人とかできる女の人は経験があると思うのですが、キャバクラで目立つキャストだったり、ちょっと気が利いたり、営業ができそうな人だったりすると、どこかの社長さんから「お金を出してあげるから社長にならないか?」と声をかけられる人が、どの時代にも必ずある一定数います。  わたし自身は残念ながら、傲慢な性格のためか、不器用な人柄や、どんくさい仕事ぶりのためかよくわかりませんが、若い頃に一度もそういうお誘いをされたことがありませんでした。  でも、わたしの周りには、そうやって社長を勧められる人がいました。当時、わたしはそれが本当にうらやましいと思っていました。  自分資本では、会社をやるにしろ、何をやるにしてもはじめは、お金がないから限界があります。でも、他人資本ならウサギさんのように、いや、エスカレーターかエレベーターに乗った勢いで、「あっ」という間にすごく大きなことができるんです。

20歳でクラブの社長になったキャバ嬢

キャバ嬢 例えば、キャバクラならはじめから、すごく広い敷地でたくさん女の子を使って商売ができます。焼き鳥屋、ラーメン屋、居酒屋などの飲食店なら、はじめからチェーン展開ができる。不動産屋さんなら、始めから大きい金額の不動産取引ができるといった具合です。  わたしは今42歳ですから、20歳くらいの時から20年間にわたって、そういうラッキーな社長さんをたくさん見てきました。いや、今となってみると、そういう人たちは才能があるがゆえ、ラッキーどころかとても不幸な道を選ぶことになってしまったのです。  わたしがはじめて銀座のクラブで働いたときに、一緒に働いている20歳のキャストが、お客様に気に入られて内装が3億円といわれる超豪華なクラブの社長になりました。優秀な黒服、優秀なホステスを集めて、店はとても賑わっていました。  でも、20歳の女社長は、社長だというのに会社のカードも通帳も持っていなくて、お金を出してくれたオーナーの会社の経理が管理していました。
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出世頭の21歳黒服も経営者になって…
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