恋愛・結婚

30代キャリア女性が既婚男との不倫に走るワケ「ラクなんです」

“他人のものが好き”という性癖なのかもしれない

 ネイルサロンオーナーのユリさん(38歳・仮名)は、他の不倫経験者とは少し違ったタイプだ。 「昔から手癖が悪いというか……“他人のもの”が好きなんです」  彼女は学生時代から誰もが認めるイケメンや秀才よりも友人の彼氏や身近な先輩の彼氏など、とにかく他人の彼に惹かれていたと話す。 「なぜかは自分でもわからないけど、誰かの彼氏や誰かの持ってるものってすごいよく見えてしまうんです。幼稚園から小学校までは友達の服やおもちゃのマネばっかりして、すごい嫌われちゃったんです。ものを盗ったらダメだけど、人なら(男性と)共犯みたいな部分もあるから大丈夫かなぁ~って。いや、ダメですよね(笑)」  学生時代から友人の彼ばかり狙い、バレてしまった時のトラブルは1度や2度ではなく、本命彼女と別れ、ユリさんときちんと付き合いたいと言われても首を縦にふったことは1度もない。 「誰かのものしか欲しくないんです。だから不倫がしたいというか、段々まわりが既婚者ばっかになって不倫に落ち着いただけ。奥さんと別れるとか言い出したら全く興味なくなっちゃうんです。結婚願望もあるし、もう年齢的にも子どもが欲しいんですが。もうこれって性癖みたいなものというか、意志だけではどうにもならなくて」  彼女たちが不倫に走る理由は三者三様。今回の取材に協力してくれた3人共、「いつまでも不倫を続けるつもりはない」と言っていたが、具体的にいつヤメると決めたわけではない様子だった。  確かに不倫の恋愛でしか味わえない背徳感や醍醐味があるのかもしれないが、法に触れる行為だということを忘れてはいけない。  どんな事情があるにせよ、相手が既婚者と知ったうえでの恋愛はリスクが高く、万が一、奥さんにバレてしまった時には慰謝料を請求されるなど、金銭的負担もありうるということを肝に命じておきたい。<取材・文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。『bizSPA!フレッシュ』『BLOGOS』などでも執筆。X(旧Twitter):@sally_y0720
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