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「ギャップ萌え」で愛される人になるコツ。歌舞伎町女社長が教える

「歌舞伎町のキャバ嬢人形」が出来上がった

 Uちゃんは接待の席で場を盛り上げなければと思って、お酒をたくさん飲みました。そうすると、お客様と距離が近くなって、お客様に触られたり抱きつかれたりしましたが、黒服も特別止めてくれなかったし、お客様を怒らせて店にクレームがはいってはいけないし、Uちゃん自身が酔っていたこともあって、されるがままになっていました。  そうなると行き着く先は、もうどこらへんが以前のUちゃんだったかもわからない、よくいる「歌舞伎町のキャバ嬢人形」です。  さんざん整形やら洋服やらブランドものにお金をかけたわりには、ヘルプにも関わらず、お客様にさんざん触られて、”安客”しか指名のお客様がつかない、ストレスが最強にたまっている中途半端なキャバ嬢に成り下がってしまいました。

「バカにされるのは嫌だ」と、怒るキャバ嬢が愛される

キャバ嬢 Uちゃんは「わたしの何がいけないのだろう?」と本気で悩んでしまいました。Uちゃんは弱点を隠そうとがんばりました。でも「弱点」は武器です。どうしてかというと、人は「完璧」を求めているのではなくてそこに「人間」を求めているからです。  田舎くささを指摘された時に、「そこがわたしのダメなところなんですよね〜」と恥ずかしそうに言っていたらギャップ萌え完了でした。でも、バカにされたと思ったなら冷静を装うのではなくて「バカにされるのは嫌だ」と怒るのが自然な反応です。そうすると、お客様はびっくりします。  きっと、焦って「いやいやバカにしたつもりなんてなかったよ。ただおもしろかったから……」とたくさん言い訳を言ってくれると思います。  そして一悶着収まったら、一般的にキャバクラでこんな焦った経験をしたことはないだろうから、Uちゃんに対して、さらなるギャップ萌えをしていたと思います。
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自然な反応が「ギャップ萌え」の対象になる
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