恋愛・結婚

「絶対に30代女性と結婚したい」という50歳男。婚活の結末は…?

「結婚をしたい!」の本音は2種類に分かれる

 私が伝えた情報に対し、活動当初のシュンさんからは、「言いたいことはわかりますが、私は子供がほしい。だから30代としか会いません」とはっきりと言われました。 恋愛 それだけはっきりとした意思があるのであれば、茨の道ではありますが、その意向に沿ってサポートをしていくのみです。  そもそも1人に出会えればいいのが結婚です。  なので、絶対に曲げられないことは妥協する必要はありません。結婚はこれからの人生そのもの。自分を殺し、違和感の中で過ごすことのほうが苦しいはずです。  私はシュンさんの希望通り、「50歳でも年収が高ければお会いしてみたい」と言ってくれた39歳の女性を3人、ご紹介しました。その結果、シュンさんの考え方が、結果的に結婚を手にする思考に変化をしました。  そもそも「結婚をしたい!」と口にする人には「自分がほしいものを手にしたい」というマインドの人と、「誰かと幸せになりたい」というマインドの人がいます。  前者と後者、何が違うかわかりますか?  前者には「相手」はいません。「自分がほしいものを手に入れ、自分が幸せになりたい」のです。しかし、後者は「誰かと幸せになりたい。相手も幸せになることを自分がしたい」という考え方で、「相手」がそこにいます。  39歳の女性3人とお会いできたとき、もしシュンさんが前者のマインドを持っていたら、「早織さんは難しいと言っていたけど、30代に会えたじゃん。俺まだイケるぜ」となっていたでしょう。  しかし、シュンさんのマインドは後者だったため、「30代にお会いしてみた。けど、話が合わないように感じるし、居心地がいいかと言われると、少し緊張があったりする」と、その違和感は結婚生活をおくるためにプラスではないとすぐに理解をしたようでした。
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「自分の年齢」が持つ意味を正確に理解するには難しい
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1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_

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