この話は神社参拝だけに限らない。仕事やダイエットにも同じことが言える。「こうすれば誰でも稼げる」といったビジネスモデルや、「こうすれば誰でも痩せられる」といったダイエット法といった理屈がいくらあっても、それを継続はできない。「そうすればいいのはわかっているんだけどね……」で終わってしまう。 　ただ行動するだけなら、少しやる気を出せばできるかもしれない。しかし、それを継続するとなったら、「やる気うんぬん」ではなく、「理由」が必要になる。仕事でもプライベートでも何かを継続したいのではあれば、「こうすればお金を稼げるから」「こうすれば痩せられるから」といった理屈の未来ではなく、「あの時、自分の心を揺さぶられたから」という過去の理由を見つけてみてほしい。 コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』（扶桑社）が発売中