「パパは浜ちゃんで。共演者も引くほどの無茶をやってくれて笑えるはず」
マンガやアニメの実写化がやたら目立つ今日この頃。じゃあ、この作品はどうなの? というわけで、まだ実写化されていない人気作を、もし実写化するならどうするか、いろんな人に聞いてみたら……。キャスト、監督の人選から演出案まで、好き放題の妄想炸裂!
『天才バカボン』
’67年連載開始のギャグマンガ。作/赤塚不二夫。革新的ギャグと個性的なキャラで人気を呼び、アニメ化も
◆「パパは浜ちゃんで。共演者も引くほどの無茶をやってくれて笑えるはず」
(32歳・男・SE)
シュールな赤塚ワールドの実写化は難しいようにも思えるが、「バカボン=山田花子、パパ=笑福亭鶴瓶、ママ=黒木瞳、ハジメちゃん=加藤清史郎。実写版の『ちびまる子ちゃん』みたいな作りで。往年のホームドラマみたいな感じで、うまくまとまりそう」(38歳・男・不動産)なんて言われると、確かに目に浮かぶようだが無難すぎる気も。
「パパはダウンタウンの浜ちゃん。共演者も引くほどの無茶を本気でしてくれそうなので笑えるはず。バカボンはガッツ石松。素のままでOK。何ならオールアドリブで、ときどき生放送も」(32歳・男・SE)って、そりゃスリリングすぎる~。
そのほか、パパ役には「高田純次。いい加減なキャラがそのまんまあの世界観にハマりそう」(30歳・男・出版)、「パパはピエール瀧。バカボンは伊集院光。この2人の掛け合いだけで相当笑えるはず」(前出・南信長氏)。バカボン役にはほかに、えなりかずきやジミー大西、そして「ウド鈴木以外にない。”生涯一バカ”って感じのところに敬意すら抱く」(45歳・女・薬品)との声が。それって全然ホメてないんじゃ!?
そんななか意外に注目を集めたキャラがレレレのおじさん。「CMで結構ハマってたから松平健で」「いっそ松平健のレレレのおじさんを主役に」「松平健より生瀬勝久のほうがハマる」てな具合だが、斬新だったのは「井上陽水。『お元気ですかぁ?』の感じで『お出かけですかぁ?』」(31歳・男・精密機器)。それじゃ腰砕けでお出かけどころじゃなくなるわっ!
『聖☆おにいさん』
’07年連載開始のギャグマンガ。作/中村光。ブッダとイエスが立川のアパートで暮らすミスマッチ感で人気
◆「イエスは豊川悦司、ブッダは本木雅弘。小僧イケメンには出せない味を」
(38歳・男・不動産)
作中でイエスが”自分似”ということで憧れている設定だけあり、「秋葉原で『パイレーツ・オブ・カリビアン』のコスプレを試着してほしい(笑)」(38歳・女・出版)といった案をはじめ、ジョニー・デップを推す声多数。でも、現実問題難しいということで、「和製ジョニデのオダギリジョー」(35歳・女・派遣)との声も多かった。
「イエスが水嶋ヒロ。ブッダが松山ケンイチ」(30歳・女・小売)という案もあったが、「イエスはリリー・フランキー、もしくはみうらじゅん。ブッダは小堺一機」(42歳・男・販売)、「イエス=豊川悦司、ブッダ=本木雅弘。小僧イケメン俳優だと、単なるバカなガキのじゃれ合いみたいになる恐れがあるので」(38歳・男・不動産)と、いぶし銀的中年タレントを望む声がかなり多かったのが印象的。
なかでも「イエスが江口洋介、ブッダが福山雅治。酒井法子の薬物問題で、すっかりミソがついてしまった『ひとつ屋根の下』兄弟が再会!」(35歳・女・看護師)は、もし”小雪の罪を許します”みたいなネタまで盛り込めるなら、確かに面白そうだけどね。
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