恋愛・結婚

渡部建も疑われたSEX依存症「性欲の暴走が原因」じゃなかった…当事者たちの悩み

CASE2 会社のカネを盗み風俗通い。ハッテン場での流血プレイ

強迫的性行動症

「痛みや恐怖を欲するも終わると絶望します……」仕事を替えて少し衝動は収まったと話す後藤さんだが、“着火”したときの暴走はいまだにとまらないそうだ

 大きなストレスやプレッシャーが、強迫的性行動症に走らせることもある。都内で居酒屋店に勤務する後藤義之さん(仮名・36歳)もその一人だ。 「20代前半で店長に抜擢され、深夜2時まで働き、朝9時には出社する“過重労働”の生活が数年続いていました。休日は週1回あるかないか。ストレス発散で出会い系サイトを使い女性を物色し、一夜を共にする。これを続けていたら、相手がいない日に頭痛や過呼吸が起きるようになってしまいました……」  セックスフレンドは多いときは7人いたという後藤さん。寝る間を惜しんでSEXに耽溺した。それでも飽き足らず、仕事中だろうが出会い系サイトで物色し、さらにお店に来た女性客もナンパもする。頭のなかはSEXに支配されていったと本人は供述する。 「出勤中でもトイレに隠れてテレフォンセックスをするし、一日何十回もオナニーもするので、男性器の皮が裂けて、出血もしました。それでもローションやクリームを使って続けたほど……。SEXの挿入時には激痛が走るが、やめられませんでした」  後藤さんの依存は深刻さを増し続け、ついには“一線”を越えてしまう。 「どうしても風俗に行きたくて、会社の金庫から現金を盗んだこともありました。また、どうしても性行為がしたくてゲイがSEXをする『ハッテン場』にも行っています。僕は男相手では勃起しないので、挿入される『ウケ』に徹します。“変態的な行為をした”という事実に、一瞬心が満たされるんです。でも、すぐに後悔が起きて『僕なんか生きていてごめんなさい……』と死にたくもなります」  絶望しながらも、衝動は止まらない。最近は行為もさらにエスカレートしていく。 「女装した男性に縛られて放置されたり、SMの女王様にカッターで切り刻まれる流血プレイにまで及んだことも。右腕の傷はそのときのものです。痛さや恐怖、『ヤバい』感じがないとダメになってしまって……。もう、自分でもどうしていいかわからないところまできています」   やめたくてもやめられない……衝動性や強迫性は、もはや「元気すぎる下半身」という問題では語れないのだ。
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強迫的性行動症は完治はかなり困難
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