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渡部建の“ガキの使い”謝罪会見 番組側の対応にも問題あるのでは?

文/椎名基樹

“致命的な問題”になった渡部建の謝罪会見

 なんだかすごいものを見た。  渡部建の「多目的トイレ不倫」謝罪会見。1時間40分。こんなに悲惨な記者会見を見たことがない。渡部建はボロボロだ。寿命も少し縮んだかもしれない。見ているこっちもどっと疲れた。
渡部建の謝罪会見

会見翌日の各スポーツ紙には、様々な苦悶の表情を浮かべる渡部の顔が掲載された

 ずっとマイクを両手で握りしめていたのに、大量に脂汗をかいたために、渡部建の髪型は乱れて、なんだかベレー帽を被ったみたいに見える。スプレーか何かで髪の毛を固めているようだ。そんなところも渡部建らしく思える。  今回の記者会見はAbemaTVで生中継された。Amazon Fire TVでAbemaTVが見られるか不明だったので、早めにチャンネルを合わせると、中継に向けて、直前番組が放送されたていた。司会者とゲストのスポーツ新聞の記者が、記者会見の意義についてトークしていた。  その中で新聞記者は、「記者会見はプロレスの要素もある」と語った。つまりタレントの仕事復帰の手助けのために、敢えて厳しい質問を浴びせる部分もあると言うことだ。そして、記者会見で渡部建が、言えないことがあったりすると、致命的な問題になるだろうと付け加えた。

渡部がもっとも答えにくい質問はなんだったのか

 私は渡部建がもっとも答えにくい質問は、自らの倒錯した性癖についてのそれだと思った。そして、そのことにこそ、渡部建が向かい合わなければならない自己があり、記者会見では、そこを掘り下げる必要があると感じていた。
 渡部建が6月に騒動を起こしたとき、私はまず最初に「ストレス溜まってんなぁ」と思った。そして、田代まさしの盗撮騒動を思い出した。公共の場で不貞行為を働いた点で2人は共通している。  公共の場で不貞行為を働くスリルと性的興奮がすり替わっているところに、彼らの性的倒錯がある。非道徳的な行為に興奮を覚えるのは、日頃テレビタレントとして「好感度」の良い「外づら」を作ることに彼らが大きなストレスを抱えていたからではないだろうか。渡部建の場合は、加えて女性を物のように扱うなど、サディスティックに振る舞うことによってストレスを解消していたようにも見える。  記者会見では「なぜホテルを使わなかったのか」等、その部分に関する質問が再三飛んだが、渡部建は「不適切な場所を選んでしまって申し訳ない」とボヤかした答弁に終始した。しかし、最終的に「性癖なのか?」と率直に聞かれ、「そう取られても仕方ありません」と答えた。  しかし、渡部建にとって最も答えに窮する問いは、それではなかった。この後彼は、さらに大量に脂汗を流すはめになる。
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迷惑を被ったのはむしろ渡部の方!?
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