雑学

結局、何が効くの? 名医が勧める勃起薬

「名医が飲んでる市販薬」や「医者が飲まない処方薬」などの企画がオヤジ系週刊誌で人気のようで特集が組まれることも多い。では、本当に下半身に効くクスリはいったい何なのか。名医が勧める、専門医が自ら服用する勃起の秘薬を紹介!

ドラッグストア

今回、紹介したアイテムはドラッグストアなどで気軽に買えるものも少なくない photo by Nan-Cheng Tsai via flickr (CC BY 2.0)

「30代以降の男性は、毎年約1%づつテストステロン(性衝動を高める男性ホルモン)が減少するといわれています。ED患者の2割は、仕事上のストレスが大きくなる40代という印象ですね」

 こう話すのはユナイテッドクリニック池袋駅前院の細田淳英院長だ。また、中医学が専門の松江堂薬局薬剤師・松江一彦氏も「ウチに来る40代はED症状に悩む男性が多い。中医学で『思慮過多』と言うのですが、悩みが多くなり、ストレスが溜まる。下半身に血が回っていない状態」と明かす。

 今回、医師・専門家4人が自ら愛用する秘薬を含め、サプリや食品をまとめた。そのうち市販薬をご紹介しよう。

【名称】
グローミン

【概要】
太ももに塗って使う男性ホルモン

【解説】
テストステロンを1%配合したクリーム。1日に2度を目安に太ももや陰嚢に塗り込むことでテストステロンが体内に取り込まれるとされている。「昨今の草食男子はこれを塗るべし」と中井氏。価格は10gで4000円ほど

【名称】
帰脾湯

【概要】
ストレスを解消し、勃起不全に効く漢方薬

【解説】
700年以上前に処方が確立した漢方薬で、不眠や貧血に効くので病院で処方されることも。「不安感や物忘れ、不眠、精神疲労を解消する大棗や竜眼肉を配合しており、ストレスを原因とする勃起不全を改善する作用がある」(松江氏)

【名称】
六味地黄丸

【概要】
内分泌系に効く漢方のホルモン剤

【解説】
中国の宋代に処方が確立した伝統ある漢方薬。継続した服用により人体の内分泌系の働きを調節する作用があるとされる。“漢方のホルモン剤”とも呼ばれる。「男性ホルモンの分泌を促進する効果が期待されます」(松江氏)

【名称】
アリナミン

【概要】
病院でも処方される実績のある医薬部外品

【解説】
タケダ薬品が第2次世界大戦中に国民に活力を与えるために開発したという薬がルーツ。主成分のフルスルチアミンは、テストステロンの分泌を促す効果アリ。久末氏によると「病院で患者さんに処方することもある」という

<今回お話を伺った名医たち>

●医師・医学博士 中井進昭氏
日本医学アンチエイジング協会代表理事。‘44年、和歌山県生まれ。東邦大学医学部卒。日本の包茎手術のパイオニア的存在でもある。私生活では三十数年前に千人斬りを達成し今なお現役

●医師・泌尿器科 久末伸一氏
千葉西総合病院泌尿器科部長。ロボット手術センター長・結成治療センター長。男性更年期障害や性機能不全の治療に取り組む。監修書に『不能に勃つ ムスコのこと』(平原社)

●医師・ED専門医 細田淳英氏
‘75年、愛媛県生まれ。帝京大学医学部を卒業後、同大学医学部附属病院や山王病院勤務を経て、EDやAGA治療を専門とするユナイテッドクリニック池袋駅前院を開院。現在、同院院長

●薬剤師・国際中医師 松江一彦氏
薬剤師。‘58年生れ。’86~‘89年、北京中医学院に留学。帰国後、漢方薬局の松江堂薬局に勤務。日本薬史学会会員。江東中医薬学代表。著書に『男の養生訓』(学研新書)などがある

※『週刊SPA!』7/31発売号「名医が勧める勃起薬」より

取材・文/奥窪優木

週刊SPA!8/7号(7/31発売)

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