更新日:2017年08月27日 16:28
恋愛・結婚

「’90年代後半から’00年代初頭の女性たちが一番エロかった」アダルトメディア研究家・安田理央

世が好景気にまだ浮かれていた1988年6月に誕生したSPA!。その後のバブル崩壊など社会情勢の変化の中、時代時代のエロい女たちをどう切り取ってきたのか? いま一度、振り返る!

エロい女の象徴はいかに変化したか?

2001年4月4日号

【2001年4月4日号】性の悦びを享受する女性が増えた時代、自ら“男を狩る”女の生態を検証

 この29年間、女性たちの性への意識はどう変化したのか。’80年代中盤から女性の性の最前線を見てきたアダルトメディア研究家の安田理央氏は次のように語る。 「女性たちが『自分の商品価値』に気がついたのは、’80年代後半のバブル期です。その後、『スーパー写真塾』や『台風クラブ』などブルセラをメインに置いた雑誌も登場しました」  自分の下着や制服などをブルセラで売る女のコが現れ、エロの価値観も大きく変化していく。 「AVや風俗の世界にバイトや副業感覚で入るコも増え、素人とプロの風俗嬢との境目があいまいになりました。同時に一般メディアも社会現象として女性の性を積極的に取り上げていたので、’90年代後半ぐらいから、一気に性にオープンな女のコが増えました」  しかし、右肩上がりでエロい女が増えていくことはなかった。その後のSNSの登場が、女性たちの性への意識を大きく変えたと安田氏は指摘する。 「一番の変化は性そのもので得る快楽より、承認されることで欲求を満たしたがるコが増えたこと。たとえば、ツイッターで自分の裸写真を無償で掲載し、そのリツイート数やフォロワー数で自分の価値を測るようになりました」
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いつの女性たちが一番エロかったのか
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