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後輩や部下と初めての飲み会の原則。2時間以内で基本は奢り、説教なし…

部下や後輩が感じている飲みニケーションのメリット・デメリット

 最後に、面白い調査結果を照会します。2019年6月にバカルディ ジャパンが「働き方改革と社内コミュニケーションの実態調査」を実施しました。  飲みニケーションが社内の円滑なコミュニケーションに役立つと思うかどうかで、30~50代の「そう思う」は4割程度、20代はなんと5割を超えています。これは一般的な予想と逆になっているのではないでしょうか。飲みに行く回数も「対上司」「対同僚」「対部下」のすべてで20代がトップです。飲みニケーションで望ましい時間は「1~2時間」。「2~3時間」が次点ですが、それ以上はほぼゼロになります。
飲み会

飲みにケーションの時間は2時間以内で。「働き方改革と社内コミュニケーションの実態調査」より

 部下が上司と飲みに行くメリットのメリットデメリット調査では、メリットが上司と仲良くなれたり、奢ってもらえたり、仕事のアドバイスをもらえることとなっています。デメリットに感じているのは、説教されて、長く飲みに付き合わされて、他人の悪口を聞かされることです。  上司が部下と飲みに行くメリットデメリットでは、メリットが部下と仲良くなれたり若い世代の価値観や悩み、目標などを聞けると言うことが挙げられています。デメリットは飲みの時間が長い、金銭的な負担などがあります。
飲み会

上司や先輩は、部下や後輩が感じでいるデメリットに注目してください。「働き方改革と社内コミュニケーションの実態調査」より

 結論として、部下を飲みニケーションに誘うのはOK。時間は2時間で、上司が多く払うもしくは奢る。悪口と説教はなしで、お互いに距離を縮めるようにコミュニケーションすれば、Win-Winになるということです。
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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