後輩や部下と初めての飲み会の原則。2時間以内で基本は奢り、説教なし…
新型コロナウイルスの影響で、4月に入社した新人とまだ飲みに行っていないという人は多いのではないでしょうか。緊急事態宣言が解除され、夜の町には徐々に人が戻りつつあるなか、「初めて上司や先輩が部下や後輩を誘って飲みに行く」ということもあるでしょう。今回は、そんなシチュエーションでの注意点やオススメの飲み方を紹介します。
前提条件ですが、「飲みに行ってコミュニケーションをするのが当たり前」というのはもう古いです。お酒を飲みたくない部下を連れて行くのは避けたほうが良いですし、ましてや飲酒を強要するのはNGです。
そのうえで飲みに行く場合、この不景気のなかではとても厳しいのですが、可能な限り部下や後輩には支払わせないようにしたいところです。相談があると誘われたり、会社の経費で落とせるなら別ですが、通常、部下や後輩の気持ちからすると、上司や先輩からの飲みの誘いは、半分仕事の延長上で付き合う感覚なので、割り勘だと引いてしまいます。行きつけに連れて行って割り勘にするくらいなら、安い店にして奢るほうがよいでしょう。
注文も自分が押し付けず、好きに選ばせたほうが楽しく飲めます。シングルモルトスコッチウイスキーのなかでも、燻製香の強いアイラ島のウイスキーが大好物という方も多いでしょう。筆者も大好きです。しかし、ウイスキーを飲み慣れていない人に、オススメだからと無理に飲ませると、かえって嫌いになってしまうこともあります。
ただし、居酒屋やバーなど場所ごとにあるマナーに違反するようなら教えてあげてください。言い方に気をつけるとか、わかりやすく伝えるというのはマネジメントの基本で、仕事ができる上司ならスムーズに注意できるでしょう。ここで空気を悪くするような仕方で注意するようであれば、仕事もできないということなので自己チェックすべきです。
流石に、大声を出したり店員に暴言を吐く部下はいないと思いますが、勝手にボトルを触るとか、フラッシュを点灯させて撮影したりしていれば注意してあげてください。
高めの店で割り勘にするぐらいなら安い店で奢るべし!
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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