更新日:2020年09月12日 13:43
エンタメ

マジパン結成メンバー三名の卒業発表 リーダー・沖口優奈のメッセージ

 アイドルグループのマジカル・パンチラインが9月5日、生配信リモートライブ『MAGiCALPUNCHLiNE 4th Annivasary ONLINE Live Express 〜MAGiCAL SUPERMARKET〜』を開催した。グループ4周年記念として3月に予定されていたワンマンライブが、約半年を経てようやく実施されたかたちだ。活動4年間の集大成として、グループが発表した全曲を披露した。 マジカル・パンチライン  マジカル・パンチライン 9/5ライブ 新メンバーが加入した6人体制としては初披露となる楽曲も。また、ライブ中盤ではこの日のためにデザインされた衣装から、歴代衣装にチェンジ。清水ひまわりは「毎回言ってるけど、また体が大きくなった!」と、過去の衣装をきつく感じるほどの成長ぶりを実感。  さらに2019年に加入した吉澤悠華と吉田優良里は、先輩のお下がりを着用した。リーダーの沖口優奈の『パレードは続く』(2017年8月リリース)の衣装を着た吉澤は、「きらきらしたものが好きなので、ずっと着てみたいと思ってた衣装だから嬉しい!」と喜びを吐露していた。  他のメンバーたちからは「超似合ってる!」「おっきー(沖口)より似合ってる!」と褒められ、沖口本人がしぶしぶそれを認める一幕も。

●結成メンバーである浅野、清水、小山の、突然の卒業発表

 そんな盛り上がりを見せていたライブの終盤。MCで突如リーダーの沖口から、ある重大な事実が発表された。それは、3人のメンバーの卒業だった。  2016年のグループ発足時から活動を続けてきた浅野杏奈、清水ひまわり、小山リーナ。この3人が、11月3日のライブを持ってグループを卒業。そして清水は芸能活動も終了するのだという。コメント欄では、「まさかの発表」「ショックすぎる」と動揺が広がるなか、3人からファンに対してそれぞれの思いが語られた。 ●小山リーナ
マジカル・パンチライン 小山リーナ

マジカル・パンチライン 小山リーナ

12歳からアイドル活動を始めて、アイドル一筋の5年間を過ごしてきました。葛藤した結果、卒業を決意しました。何もわからない状態でゼロからのスタートだった私に、いろいろな経験をさせていただき、成長する場をいただけたことを心から感謝しています。 卒業後はマジカル・パンチラインの小山リーナとしてではなく、小山リーナ個人として、芸能活動を続けていきます。残り2ヶ月と少ない期間ではありますが、最後まで私らしく、精一杯がんばりますので、これからも応援よろしくお願いします。 ●清水ひまわり
マジカル・パンチライン 清水ひまわり

マジカル・パンチライン 清水ひまわり

中学、高校と学校に通いながらアイドル活動をしてきましたが、高校3年生は人生の岐路。このタイミングでたくさん悩んだ結果、もともと学ぶことが好きということもあり、さらに勉強に専念して、知識を増やす機会を得るため、大学に進学することを決めました。 5年間の活動で、さまざまな経験をして、たくさんの方に応援していただきました。生きがいでもあった芸能界を自ら去って、進学した先に何があるのかはわからず、いまでも不安に苛まれそうです。 ですが、いままでの経験を活かして、マイペースに自分らしく楽しんで歩んでいけたらと考えています。残り2ヶ月、アイドルとしての務めを全力でまっとうしますので、最後まで応援よろしくおねがいします。 ●浅野杏奈
マジカル・パンチライン 浅野杏奈

マジカル・パンチライン 浅野杏奈

この5年間、私なりに全力で走り抜けてきました。マラソンに例えると、道のりのほとんどは楽しさで溢れていたけど、ときに奈落の底に落とされるつらい経験も。 アイドルのあの字もわからないままメンバーになり、この長い道のりを伴走してくださったみなさまには感謝しかありません。20歳を迎え、自分の人生を見つめ直そうと何度も悩みました。そして新たなステップに進むべく、マジパンの卒業を決意しました。 浅野杏奈として、これからも笑顔で、何事にも常に全力で取り組む強い意志を持ち、歩みを進めます。今後は立派な表現者になれるよう、精を尽くしていきます。残り2ヶ月、アイドル浅野杏奈としての日々を大切に過ごし、みなさまの記憶に残るアイドルとして努めます。

●リーダー・沖口優奈のメッセージ

マジカル・パンチライン 沖口優奈

マジカル・パンチライン 沖口優奈

 手紙を読み上げた3人の言葉を受けて、リーダーの沖口が「今はまだ戸惑いがあるかと思いますが、どうか、それぞれの決断とこの先の道を応援していただけると嬉しいです」とファンの心境を汲み取りながら言葉を尽くす。そして、今後の活動についてこのように語っていた。  「マジパンを続ける私や悠華、優良里は、3人の卒業を聞き、そのうえでアイドルを続けていきたい。みんなで作り上げてきたグループを残して、さらに上を目指したいと思い、アイドルを続ける道を選びました。3人が卒業したあとのマジパンは、事務所、レコード会社のスタッフさん、そしてメンバーで、みなさんから愛されるグループになれるよう、話し合い進めていきますので、待っていてください」  さらに沖口は、11月3日に開催予定である3人の卒業ライブについて、「そこまでの2ヶ月は、現体制のマジパンを、ひとりでも多くの人にお届けしていきます。引き続き、マジパンの応援をよろしくお願いします」と決意を表明。  コロナウイルスの影響で様変わりしたアイドル業界。応援するメンバーの卒業を現場で直接聞けなかったことを悔やむファンもいることだろう。そして今後、他のグループでも重大発表を目撃できず、ほぞを噛むケースも増えていくのかもしれない。 マジカル・パンチライン 卒業を発表したメンバー しかし、ここ最近では、一部で観客を入れてライブを行うケースも徐々に増加。マジパンの浅野、清水、小山の卒業まで残り約2ヶ月の間には、ウイルスの感染対策を徹底しつつ、観客を入れて行うライブも予定されている。現場の体験がさらに貴重になりつつある現状を、どう楽しんでいくのか。  ファンを含め、アイドルシーン全体が問われている現状があらわになった卒業劇とになったといえるだろう。 取材・文/森ユースケ
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