更新日:2020年09月23日 13:50
エンタメ

『真夏の少年~19452020』に出演する松風理咲、デビューからの女優としての活躍を振り返る

中学3年生でランドセルを背負ってドラマデビュー

――ドラマ(『グッドパートナー無敵の弁護士』テレビ朝日系、2016年)で本格的にデビューすることになりましたが、中3の時に「小学生の役」というのはどうでした? 松風:えー、そうですね。お仕事させて頂けるのはすごく嬉しかったんですけど、ランドセルを背負うのは、いざやるとなると不安はありましたね。 ――初めて撮影現場へ行った時って覚えてます? 松風:最初は中3の頃、ネスレさんのWEBムービーへ出させて頂いてたんですけど、そこから1年間はほんと記憶がない……スタッフさんの名前を、マネージャーさんと一緒に頑張って覚えたり、ここはこうしてとか、色々と学んだと思うんですけど、全然記憶がなくて。もうテンパってテンパって、雰囲気は覚えているけど、自分が何をやっているのかというのは、あまり分かってなかったような……。 ――大人のひとに囲まれて…… 松風:そうですね。 ――『グッドパートナー無敵の弁護士』の現場に行って、竹野内豊さんらを実際に目にしてどうでしたか? 松風:すごく緊張はしたんですけど、芸能界の方って雲の上の存在のイメージだったので。でも皆さん、優しくって、それでちょっと安心してできました。 ――初めての演技をするにあたって、アドバイスを頂いたりとかはありました? 松風:アドバイス……あったかな?色々教えてもらっていた、とは思います。あとはもう、単純に現場で先輩方がやっている動きを見て、あー、ここ、こういう風にしたらいいんだ、とか……例えば、皆さん当たり前にやっていることだと思うんですけど、カットがかかったらモニターを観に行って確認するとか、そういうことすら分からなかったから。先輩の姿を見て、そういう風にするんだというのを学んでいきました。
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昔はすごく考えて何回も何回も練習していました
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武蔵野美術大学大学院卒。テレビ朝日にて番組等のプロデュースを行なう。ほか、作詞や脚本の執筆、舞台の演出・プロデュースなどを手掛ける。
本連載の企画方針は「♯0」をご覧ください。

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