突然届いた弁護士からの通知…出会い系アプリで知り合った女性の正体とは
出会い系サイト・アプリのプロフィールはあくまで自己申告。男性も女性も年齢査証していることもあり、既婚者なのに独身と偽っているなんてことも珍しくない。しかも、相手と直接会ってもそのウソをつき通す人も多いはずだ。
だが、それを信用して付き合ったばっかりにとんでもない目に遭った人もいる。
「恋は盲目って言いますけど、まさにその通りでした。好きになってしまったばっかりに彼女は絶対ウソをつく子じゃない。そんな風にすっかり信じ切っていました」
20代後半に付き合っていた元恋人についてそう語るのは、会社員の小林健司さん(仮名・36歳)。知り合ったのは某出会い系サイトで、実際に会って彼女のことを気に入り、当日のうちに告白。その場でOKをもらって、1年ほど交際を続けていたそうだ。
「事前に結構メールのやりとりを重ねていて、会ってみたらイメージ通りの素敵な女性でした。こっちは結婚前提のつもりでお付き合いしていたのにまさか人妻だったなんて……。それだけじゃなく年齢も自分の1コ下だと聞いていたのに3つ上でしたからね。女性を見る目のなさにつくづく嫌気が差しましたよ(苦笑)」
ただし、行動や態度に疑わしい点があって気がついたわけではなく、彼女が既婚者であることを知ったのは弁護士からの通知だったそうだ。
「でも、そこに書いてあった女性の名前に聞き覚えはまったくありませんでした。だから、自分宛に届いていたのは事実ですが、最初は何かの間違いかもしれないと思いましたし、詐欺の一種かなとも疑っていました。ですが、差出人の弁護士や事務所をネット検索すると実在するし、住所や電話番号もちゃんと記載されているものでした。それで通知自体は本物だとわかったため、とりあえず書いてある番号に電話をすることにしたんです」
そこで小林さんは不倫の事実も通知書に記載されている女性の名前も身に覚えがないことを告げる。しかし、相手の弁護士は確かな証拠があると主張。話がかみ合っていないと感じたため、その弁護士の事務所に翌日訪れ、直接説明することにしたそうだ。
「けど、そこで弁護士さんからは彼女と2人で腕を組んであるいている場面、一緒に私のマンションに入る姿の写真を見せられました。それで彼女が既婚者であること、自分には偽名を使っていたことをはじめて知ったんです。ただ、前日に弁護士事務所に電話をした後、なんとなくそんな気がしていたんです。彼女にLINEを送っても返信は結局ないままだったし、そもそも僕が当時親密だった女性は彼女だけでしたから」
それでもこのままでは彼女の旦那さんから慰謝料を請求されてしまうため、交際前からやりとりしていたメッセージを弁護士に見てもらい、独身女性だと思って交際していたこと、自分が聞いた名前とは違っていたことを説明。弁護士も内容を確認し、本当に知らなかったことを理解してくれたという。
「慰謝料を払う必要はなくなったので助かりましたが、ダマされていたことのほうがはるかにショックでした。自分たちは普通に土日に会っていましたが、旦那さんは休みが平日だったそうなんです。だからといって何も知らないこっちにしてみれば、人妻だなんて思うわけないじゃないですか。2人の将来の話もしていたし、プロポーズはどうしようかなって考えていたのに……。涙目で落ち込んでいるのがわかったんでしょうね。弁護士さんも慰めの言葉をかけてもらいましたが、立ち直るまではしばらく時間がかかりました」
ある日、突然届いた弁護士からの通知
人妻だと知らず、慰謝料は払わなくて済んだが……

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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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