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子供に年齢詐称させ“子供料金”を死守する「ダメ家族」に唖然

カード明細を切り貼り、日付を巧妙に書き換え……みみっちい「偽造・偽装」を重ねるのは、どこぞの地方議員たちのみにあらず。小銭・小利益を得るための、ある意味、熱意とマメさに溢れる人々の手口を探ってみた

◆給与明細、PTA会費、子供の年齢……家族ぐるみで勤しむ

子供に年齢詐称させ子供料金を死守する「ダメ家族」に唖然 少ない小遣いでやりくりしている夫にとって、妻はもっとも騙さなければならない相手となる。

「買い物をした金額は少なめに申告。小遣いの範囲内に収めていますが、『自分ばっかり高いものを買って』と妬まれたら大変なので……」(40歳・男・メーカー)

「月の飲み代が10万円を超えているが、親しい経理部員に頼んで金額の少ない給与明細を作ってもらっている」(45歳・男・住宅)

「ウチの会社は給与の振込先に『第2口座』というものが指定でき、金額を2か所に振り分けることができるんです。しかも明細はウェブ上で発行される。それをいいことに、小遣い分を第2口座に流しておいて、明細は情報を修正したものを印刷して妻に渡しています」(37歳・男・IT)

 一方、妻だって負けていない。

「保険会社で働く妻は、勧誘記録を提出すると1件3000円の営業手当がつくので、友人の家族構成などの個人情報を水増しに利用している」(40歳・男・食品)

「PTAの会合の幹事を担当することが多く、『幹事様無料』の店ばかりを使って、こっそり自分の分の会費を浮かせている。1回で3000~5000円程度だが、年間では4万~5万円になるので大きい」(42歳・主婦)

 さらには、家族ぐるみでセコい偽装に励む猛者もいる。

「子だくさんで知られる近所のHさん一家は、テーマパークで子供の年齢を詐称する常習犯。『6歳までなら3歳にしてタダ、中学3年生までなら小人料金でいける』と自慢された。必ず誰かに誕生日だと申告させ、特典をゲットするのも忘れない」(40歳・主婦)

「ドライブスルーでドリンクを買ったら、すぐに持参の水筒に移す。『子供がこぼしちゃいました』と言えば、新しいものをタダでくれるんですよ」(36歳・主婦)

 そんな親たちの影響を受けたのか、「息子の同級生は、親のサインを偽造し、通知表も見せずに知らんぷりで先生に戻していた」(37歳・男・広告)という男の子まで出現。小学2年生ながらエロサイトのワンクリック詐欺に引っかかったこともあるそうで、将来が思いやられますな。

― セコすぎる[偽造・偽装]事件簿【7】 ―




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