携帯は圏外、車はバッテリー上がり…廃墟探索であわや遭難の危機
―[シリーズ・冬の悲惨な思い出]―
かつては山間部などの過疎地域では携帯電話がつながらないことも珍しくなかった。
だが、電波の届かない場所は年々減少傾向にあり、2023年度までには圏外エリアがなくなる見通しだという。
林道の奥で車がバッテリー上がり
ところが、ここでトラブルが発生。ある林道の奥で車をいったん止めて付近を確認した後、車に戻るとキーを何度回してもエンジンが動く気配はない。バッテリーが上がってしまったのだ。
「途中でバッテリーランプが光ったのは気づいていました。けど、一緒にいた友人は『しばらくは動くから慌てて交換しなくても大丈夫!』と言うし、それを過信してしまったんです。ただ、親に譲ってもらった型落ちの古い車だったため、バッテリーが寿命だったのかもしれません。いずれにしても事態を軽く見てしまった私の判断ミスです」
電話が使えず、電波の届く場所まで数キロ歩いて移動
まだ午後2時半を少し回ったくらいで空は明るかったが冬場の日没は早いため、一刻の猶予もならない。そこで2人はとりあえず、車を離れて携帯電話が使える場所まで出ることにしたそうだ。
約40分かけて県道まで戻り、そこからしばらく歩いてようやく携帯電話の電波がつながり、田中さんは弟に電話。事情を説明すると、実家に置いてあった交換用のバッテリーを持って迎えに来てくれるという。
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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