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廃墟・巨大工場・珍スポット・地下空間…ちょっと変わった旅行“異景巡り”に最適なガジェット

 みなさんは旅行は好きですか? 旅行の醍醐味と言えば、普段とは違った食事や景色に触れることですよね。  そんな旅先で出会える景色で、最近、初心者からマニアまで幅広い層に人気なのが、廃墟・巨大工場・珍スポット・地下空間といった普段とはまったくかけ離れた「異景巡り」です。  そんな「異景」ばかりを取り上げる雑誌『ワンダーJAPAN』は、2005年から2012年にかけて発売されたましたが、ファンからの熱望にこたえ、今回ついに復刊しました。

『ワンダーJAPON』最新刊。表紙には江東区のイグアナクレーンが採用されている

“日本の《異空間》旅行マガジン”というキャッチコピーで、名前を1文字変えて新装された「ワンダーJAPON」は、発売前からAmazon旅行雑誌部門で堂々の1位を獲得。幅広い層に異空間旅行マガジンが、支持されているのがうかがえます。  今回はそんな異空間旅行マガジンを世に送り出している『ワンダーJAPON』編集長・関口勇氏に、「異景巡り」に最適なガジェットを聞いてみました。

『ワンダーJAPON』編集長・関口勇氏。某絶景ポイントにて撮影

編集長厳選!「異景巡り」に最適なガジェットは?

 関口氏によると、異景スポットは観光地とはかけ離れた空間ゆえ、見学用の照明が完備されていない所も多く、必ず携帯したいのがハンディライトとのこと。  そんな関口氏が愛用しているのは、レッドレンザーの防水&充電LEDライト「MT10」。明るさが約1000lm(6時間点灯!)あり、180m先まで照らし出すことが可能で、光量を絞れば連続点灯時間144時間と非常にロングライフ。安心して探索できる優れモノです。  サブ機として愛用しているのは小型軽量の「OLIGHT S2」。こちらも高い防水性能と明るさを保持しており、オススメの一品だとか。

ハンディライトはロングライフ、連続点灯時間にこだわり、お気に入りの一品を見つけよう

 また空間を切り取り、帰宅後も余韻に浸るためには、望遠代わりにもなる高解像度の一眼レフカメラが望ましいそうです。  そこでオススメなのがSONYの「α7R Ⅲ ILCE-7RM3」。画素数4360万画素で、フルサイズミラーレスカメラなので持ち運びも楽々。風景や人物、夜景とあらゆる被写体にオススメできるオールラウンダーのカメラとなっています。

SONYの「α7R Ⅲ ILCE-7RM3」。実勢価格30万円ほどと高価だが、価格に見合った写真を写しだすことができる

 さすがに一眼レフカメラはちょっと予算不足……という人には、夜景撮影が得意な「iPhone11」や「Pixel4」がオススメ。超解像度ズームや夜景、天体撮影にくわえ、スマホ自身の補正機能を使うことで思い出を残せます。

GPSや通信機能もあるのでスマホは探訪には必ず持参したい

 このほかにあると役に立つのは、「LEDヘッドアップライト」や「マルチツール」、「虫よけスプレー」など。さらに、飲食料の確保が困難なエリアもあるので、水と簡単な携帯食があるといいそうです。  また整地されていないエリアもあるので、厚底の「トレッキングシューズ」など山登りに近い装備もあると、なおよいでしょう。
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関東近郊異景スポット3選
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