更新日:2021年01月04日 20:06
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腱鞘炎を根本から解消するストレッチ。手が痛む原因はおなか?

―[超速ストレッチ]―
テレワークが主流となりつつある今、家にこもりっきりでいることによるストレスや運動不足、そして、そこから生じる体の不調に悩まされている方は多いだろう。肩、腰、首。長時間のデスクワークで凝り固まった筋肉を解消する超速ストレッチ術を、『超速ストレッチ』の著者であり、藤沢市・辻堂の慢性腰痛整体院「和-KAZU-」の迫田和也氏が伝授。図解まんがと合わせて解説していこう。

第12回 腱鞘炎を根本から解消するストレッチ

 手仕事の多い方や、小さいお子さんのいる親御さんから、腱鞘炎が辛いと相談されることがよくあります。腱鞘炎は親指の付け根が引っ張られて起こることが多いので「腱鞘炎かな?」と思ったときは、まず、腱鞘炎の検査をしてください。 1 親指を拳の中に入れてもらい、手首を下に曲げます。 2 この時、親指の付け根が痛ければ親指の腱鞘炎です。  なぜ腱鞘炎が起こるかといえば、結果としてはこの親指の付け根が引っ張られているからです。なぜ、そこが引っ張られるかといえば、脇腹のあたりに“原因”があります。早速、解消するストレッチを見て行きましょう。 腱鞘炎 ストレッチ

筋膜リリースの正しい使い方

 筋膜リリースという言葉が流行っています。筋膜というのは筋肉を覆っている全身タイツみたいなイメージのもので、筋膜リリースというのは、その筋肉と筋膜がかたまってるのをはがして痛みをとることです。  手が引っ張られているということの大元をたどっていくと、お腹の筋肉に原因があることが多いです。今回紹介した腱鞘炎の解消ストレッチは、まさにこの筋膜リリースの正しい使い方といえます。ぜひ、試してみてください。<イラスト/クニ>
柔道整復師。神奈川県藤沢市 整体院「和-KAZU-」院長。整体院にて長年の慢性腰痛患者の根本改善をサポートする傍ら、YouTubeチャンネルKazuya Sakodaでは、体の痛みを根本的に改善するためのセルフケア動画を定期配信している。

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