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『ドラゴン桜』を見た東大生が痛感した「努力が報われない人」の特徴

 現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。

東大生が考える「成果につながる努力の方法」

東大 皆さんは何かを特別に頑張った経験があるでしょうか?  僕は、もちろん東大受験に至るまでに勉強をしましたが、それよりも中高大と10年以上にわたって続けていた吹奏楽部での活動に力を入れていました。  もちろん勉強や部活以外にもボランティアやバイト、家業の手伝い、趣味などさまざまなことに興じた経験があるという人は少なくないかと思います。  しかし、なかには頑張ったにもかかわらず、残念ながらあまりいい結果が出なかったという方もいるでしょう。  努力をしなければ報われませんが、努力をしてもその分だけ100%成果が返ってくるというわけではないからです。成果を出すには、相応の努力の方法を考えなくてはいけません。

天才と凡人の違いはどこにあるのか?

 ですが、その一方で、インターハイで活躍したり、東大や京大に現役でスッと入ったりするような「すごい人」もいます。  彼らは確かに天才なのかもしれませんが、「天才だから」という理由だけで片づけていては、一生そのような人たちに負け続ける人生になってしまいます。  どんな天才であろうが、どんな秀才であろうが、彼らはみんな我々と同じ「人間」であるはずです。 「才能」の違いがあるとはいえ、人間の基本スペックからは大きく離れた場所にいるはずの天才たちと凡人たちとでは、いったいどこが違うのでしょうか?
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なぜ凡人は凡人のままなのか?
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