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ファーウェイの新型スマートウォッチの完成度は? 実際に使ってみた

緊急時の対応に注目

HUAWEI WATCH 3

ランニングやウォーキングを始め100種類以上の活動を記録できる

HUAWEI WATCH 3

血中酸素、ストレス、皮膚温度などを24時間モニタリングしてくれる

 転倒を検知して救急先に通報したり、指定した連絡先に自動的に通知を送ることも可能。上ボタンを5回連続で押すと110番や119番などに接続できる緊急モードに切り替えられる。血圧が高くて、いつひっくりかえるかわからない筆者にとっては心強い機能だ。  今後のソフトウェアアップデートで手洗い検出機能にも対応するとのこと。「HUAWEI WATCH 3」の内蔵マイクと各種センサーを利用して、手を洗っていることを検知し、20秒間洗ったときに通知を出してくれる。通知が出なければ、短すぎるということ。これもウィズコロナ時代には地味に心強い機能と言えるだろう。

睡眠の質をチェックする機能も

HUAWEI WATCH 3

上ボタンを連続で5回押すと緊急モードになる

 睡眠をモニタリングする機能も備えている。夜くらい時計を外したいとか、昼間に連続利用するので充電したい、というのもわかる。しかし、睡眠モニタリングはスマートウォッチの大きなメリットの1つだ。睡眠時間はもちろん、睡眠の深さを認識し、睡眠の質をチェックできる。  年を取るほどに実感するが、仕事のパフォーマンスは睡眠の質に比例することが多い。最悪なのが睡眠時間がそこそこ長いのに、睡眠の質が低いケース。これはせっかくの時間を無駄にして、健康を損なっている可能性があるので寝具や運動、寝る前の行動などを見返したい。
HUAWEI WATCH 3

睡眠の質をチェックできるので夜も装着しておきたい

 ヘルスケア機能を紹介してきたが、もちろんスマートウォッチとしての機能も網羅している。ウォッチフェイスはたくさん用意されているし、ユーザーの画像や動画まで設定できる。Bluetoothで接続した端末の通信機能を利用し、かかってきた電話を受けることも可能。その際、設定を有効にしておけば、拳を握って開くだけで電話に出られるのも面白い。
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駆動時間は使い方によって異なる
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お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる

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