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ファーウェイの新型スマートウォッチの完成度は? 実際に使ってみた

 8月6日、ファーウェイからスマートウォッチ「HUAWEI WATCH 3」が発売された。同社のスマートウォッチは多機能な上にバッテリー駆動時間が長いのが特徴。「HUAWEI WATCH 3」はどんな仕上がりだろうか。使用感をレビューする。

剛性感のあるボディ

HUAWEI WATCH 3

「HUAWEI WATCH 3」はちょっとごついがデザインは筆者好み

 サイズは縦46.2×横46.2×厚さ12.15mm、重量はベルト抜きで約54g。ケースサイズは46mmと普段から49mmケースの時計をしている筆者の腕にはちょうどいいが、一般的にはちょっと大き目サイズかもしれない。ディスプレイは1.43インチの有機ELで解像度は466ピクセル四方。発色がよく見やすいうえ、タッチ操作も快適に行える。  本体材質はステンレススチールとセラミックで、スマートウォッチながら洗練されたデザイン。レザーベルトもしっかりしていていい感じだ。ボタンは回転式クラウン(リューズ)のホームボタンとその下にサイドボタンの2つを備えている。クラウンは滑らかだが剛性感もあり、回転させると音量やディスプレイの表示などを調整できる。  防水は5ATMに対応しており、水深50mでの耐水性を備えている。プールや海水浴は問題なさそうだが、スキューバダイビングや水上スキーなどには適していないとのこと。

iPhoneアプリにも対応

HUAWEI WATCH 3

ディスプレイの発色がきれいで見た目がいい

 設定やデータの確認は「HUAWEI Health」アプリで行う。iOSのApp StoreやAndroidのGoogle Playから無料でダウンロードできる。Bluetoothで接続したら、「HUAWEI WATCH 3」で計測したデータをアプリで表示できるようになる。 「HUAWEI WATCH 3」は100種類のワークアウトモードに加えて、様々な健康管理モニタリングが可能。血中酸素や心拍数を計測でき、しかも設定を有効にすれば24時間計測し、記録してくれる。さらには、体表温度計測も可能。手首の所で測るので体温よりは低い温度になるが、24時間計測することで体温の推移を把握できる。  このご時世なので、自分の体調はリアルタイムで把握しておきたい。体力のある人は軽症の場合は不調を感じないこともある。そんな時でも、血中酸素濃度や体温に異常があれば迅速に対応することが可能だ。  ストレスモニタリング機能では身体の状況から、ストレスの度合いを計測してくれる。スコアが高くなってきたら、深呼吸するなどしてストレスを軽減させよう。内蔵の「呼吸」アプリを利用してもいい。
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緊急時の対応に注目
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お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる

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