櫻坂46の新曲「流れ弾」を聴いて驚いた。なんだ、このカッコよさは
まだ3カ月ほど残っている2021年ですが、今年ナンバーワンシングルが決定したかもしれません。イントロが流れた瞬間、“これは何ていうバンドだ?”と見てみたら、まさかの櫻坂46。完全に不意打ちでした。
彼女たちの3枚目のシングル「流れ弾」(10月13日リリース)は、アイドルグループの既成概念を覆す力強い一曲です。
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冒頭からブリブリとベースがうねり、分厚いホーンセクションが畳み掛けるド迫力のバンドサウンドは、何度も聴き直したくなるほどの完成度。しかも、ただ“アイドルに激しいファンクロックをやらせたら面白いだろう”といったネタ的な引用ではなく、ひとつの楽曲として納得のいく整ったアレンジメントがされている点に、制作者のプライドを感じました。
この熱量の高いサウンドに反して、いい意味で棒読みな櫻坂のボーカルが、独特のテイストを与えています。生々しい音楽と機械的な肉声の間で、緊張感が生じる。冷静と情熱の綱引きが負荷をかけるので、適当に聞き流すことができなくなるのです。「流れ弾」には、昨今のロックバンドが出せなくなってしまった背徳的なテンションが漂っている。キャッチーさと不穏な空気を両立させる危ういバランスが、楽曲を動かす力になっているのだと感じました。
作曲者のデレク・ターナーなる人物は、一体どんな人なのでしょうか? 複数のソングライティングチームなのでしょうか? とにかく、並々ならぬ熱量と、用意周到な企みが可能にする大人のサウンドに感服するばかりです。
ド迫力のサウンドに、機械的な肉声
謎の作曲者、デレク・ターナーは何者?
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