へずまりゅうも参戦「渋谷ハロウィン」リポート。今年は巨大な学園祭レベル
今年も渋谷ではハロウィンが開催された。いや、「開催された」というのは不適当な表現である。地元の商工会議所がハロウィンを主催していたわけではない。例によって自然発生的に人が集まり、大騒ぎの10月31日を過ごしていた……と書いたほうがより正しいか。
今年の10月31日は日曜日。さて、どのような人が渋谷に集まっていたのだろうか。
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午後7時。JR渋谷駅のハチ公前広場にはまさに「群衆」が形成されていた。やや閑散とした印象があった去年とは違い、今年は緊急事態宣言解除の影響もあってかハロウィン目当ての人が大集合している。それは壮大な「密」の空間だ。スクランブル交差点は、まさに大型のベルトコンベヤみたいな状態と化している。
それにしても、コスプレイヤーがあまりいない。いや、正確に表現すれば本職のコスプレイヤーくらいの高レベルな仮装をしている人が少ないということだ。スクランブル交差点を何度も往復する人のほとんどが、着ぐるみ程度の仮装の人か普段着の人である。
2021年の渋ハロは「巨大な学園祭」というイメージが近い。このイベントからプロのコスプレイヤーがいなくなっている、というのが筆者の印象だ。もちろん、中にはマスクを着けつつも自作と思われる素晴らしい仮装で参加していた人もいたが……。
群衆の中で筆者は、丸く大きな男性の背中を見つめた。彼はピカチュウの帽子を被っている。そう、間違いなく「彼」だ。筆者は人を掻き分けながら、すぐさま彼のいる場所に駆け寄った。元YouTuberで、先日の参議院山口補選に出馬したへずまりゅう氏である。
形はどうあれ、へずま氏は超有名人。ひっきりなしに「写真お願いします」と嘆願される状態だ。しかし、当の本人は目に見えて疲労している。
「この前の選挙といい、大変だったでしょう?」
筆者がそう声をかけると、「ええ、大変です。今も300人とか400人とか、それだけの人と写真を撮ってますから」と、まるで大きな鉛を背負っているかのような様子で答えた。
今年の渋ハロは「巨大な学園祭」
へずまりゅうの姿も…
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