女性にとって「私のためにどれだけ時間を使ってくれたか」は、「この人はどれだけ私を大事にしてくれているか、愛してくれているか」を判断するための重要な基準です。 「どれだけお金を使ってくれたか」「どれだけプレゼントしてくれたか」なんていうのは、そこまで大事ではありません。 「私ってどれだけ愛されているのかな」と、ふと考えるときには、「あのとき、深夜まで残業に付き合ってくれたなあ……」「お昼から夕方まで、ひたすら愚痴を聞いてくれたこともあったっけ……」なんてことを思い出しやすいのです。 　ケンカしたり言い争いになったりしたときに「言いすぎた。ごめん」「俺が間違ってた。悪かった！」と自然に言える男性は「大人な人だなあ」と尊敬されます。 　女性は、相手の「尊敬できる部分」が多いほど好感度が高くなり、「こんないい男性、ほかにいないかも！」と思います。 　もちろん「なんでも謝って済ませよう！」というわけではありません。違う人間が一緒にいれば、ケンカすることは当然ありますし、「ちゃんと意見を交換すべき場面」もあります。 　ちゃんと話がついていないのに、雑に謝ると、「なに、この人適当に済ませようとしてすっごく腹立つ……」となってもおかしくありません。 　決して強がったり、感情的になったりせず、言うべきことは言った上で話がついたら謝りましょう。