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iPhone「街の修理業者」はなぜ安い? 正規品ではない互換パーツの性能とは

iPhone正規品の高い修理価格

Apple公式サイトにて修理価格は明朗会計でしっかりと表記されている

 iPhoneが壊れたらどうしていますか?  キャリアやメーカーの保証サポートに入っていれば新品に交換することが可能ですが、内部データの保証は無く基本的には初期化しないと修理対応をしてもらえません。さらに保証サポートはサポート費用もかかり、「AppleCare+ for iPhone」に加入しようものなら「iPhone13 PRO」では2年間で24,800円の支払いが必要です。しかも、支払ったからと言って故障の際に無償で交換してくれるとは限らず、液晶破損の場合は別途3,700円かかります。  保証対象外で液晶破損の修理を依頼した場合には、「iPhone13 PRO」なら36,680円となり、AppleCare+ for iPhoneの加入額よりも高い修理費となります。 「iPhoneSE2」などミドルクラスのiPhoneでは販売価格が安いと言うこともあり、AppleCare+ for iPhone」は9,680円。液晶交換には別途3,700円とiPhone13PROに比べたら激安に感じるほどです。

駅前に必ずあるスマホ修理業者

 最近では2年以上同じスマホを使う人も増えてきており、電池交換や液晶パネル交換など、都市部の駅近くでは必ずといっていいほどスマホ修理業者を見かけるようになりました。液晶の破損もバッテリーの交換も、店頭に持ち込むだけで、早ければ1時間とたたずに修理できる手軽さから、利用したことがある人も多いと思います。  修理業者の利点は、内部データを消さずに修理できるということ。ですが業者も商売なので、安価な業者では正規品ではなく互換パーツを使うことが多く、最新のiPhoneでは一部機能が使えなくなるなど互換パーツゆえの欠点も見受けられます。  これは、大手通販サイトなどで購入できる修理用パーツを使っても同じことで、TouchIDやTrueToneやFaceIDが機能しなくなります。特にiPhone13シリーズのFaceIDはAppleや正規サービス以外で画面交換を行った場合にFaceIDが機能しなくなるとニュースサイトで取り上げられるほど有名になっています。

TouchIDを搭載したiPhone8シリーズなどは今でも人気が衰えていない

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互換部品を正規品に偽装させるツール
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