更新日:2022年12月21日 21:23
エンタメ

上原亜衣“ハダカでの復帰”に密着。「脱ぐ必要はあった?」の記者の問いに

『浅草キッド』の舞台で復帰

上原亜衣 人気絶頂のまま、“裸の世界”を卒業したのが6年前──。元AV女優で現在はYouTuber、投資家、経営者としてマルチに活躍する上原亜衣が、ストリップに復帰することを電撃発表した。5月1日(日)から20日(金)までの20日間、浅草ロック座のステージに立つという。  同会場がNetflix映画『浅草キッド』の舞台として注目されていることもあり、上原は「ビートたけしさんにもぜひ観ていただきたい!」と怪気炎を上げる始末。「コロナで元気がなくなった世の中を少しでも元気づけたい」と、しっかり前を見据えながら語っていた。 「私にとってロック座は本当に思い入れが強い場所。ここでいろんな女優さんと出会ったし、ファンの方と1人ひとりと握手したのは忘れられない思い出です。知らない人からすると、『ストリップ=ただのエロ』というイメージかもしれません。でも観ているだけでも本当に感動するし、エンターテインメントとして完成されていますから。私の舞台がきっかけでストリップに通うようになったという女性ファンの方もいますし、老若男女問わず楽しめるんじゃないかな」  今年11月に30歳を迎える上原は、「その前に区切りとして何かに挑戦したい」とストリップ出演を自ら志願。人前で裸を見せるのは6年前の引退公演以来だそうだが、「昔はロリっぽい作品が多かったけど、今なら大人になった上原亜衣をお見せできるはず」とのことだった。日刊SPA!は記者会見を終えたばかりの上原をキャッチし、単独取材を実施。改めて復帰にかける想いを聞いた。

足の爪先から頭のてっぺんまで気を遣う

──数々の動員記録を樹立した6年前の公演は非常に大変だったそうですが、具体的には何がつらかったんですか? 上原 公演期間中は休めないことに加えて、6年前は1日5公演をこなしていたんですよ。最後の公演が終わると夜遅くになっていて、体力的にどんどん追い詰められていったんです。腰が痛くなったり、膝が痛くなったり……。改めてプロの踊り子さんはすごいなと思いました。実際、私も20日間でかなり痩せましたからね。今回も筋トレからしっかりやらないと身体がもたないなと危機感を持っています。 ──なるほど。想像以上に肉体を酷使するものなんですね。 上原 それに裸でステージに立つお仕事だから、足の爪先から頭のてっぺんまで、すべての部分に気を遣わなくちゃいけないんです。ただ普通に習った振り付けを踊るだけじゃなく、自分の身体を使って表現しなくちゃいけないですし。今だから正直に言うと、6年前の公演は初日の出来がボロボロで。でも20日間の中でどんどんブラッシュアップしていって、最終日にようやく完成形に到達できたような充実感があったんですよね。 上原亜衣
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裸になる必要はあった?
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出版社勤務を経て、フリーのライター/編集者に。エンタメ誌、週刊誌、女性誌、各種Web媒体などで執筆をおこなう。芸能を中心に、貧困や社会問題などの取材も得意としている。著書に『韓流エンタメ日本侵攻戦略』(扶桑社新書)、『アイドルに捧げた青春 アップアップガールズ(仮)の真実』(竹書房)。

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