保冷剤は別売りなので、同じダイソーで結露が出にくい保冷剤（税込110円）も購入しておいた。これはその商品名のとおり結露が出にくいので扇風機を濡らしてしまうこともなく、裏面のポケットにもちょうどよく収まる。まさにこの扇風機のためにあるような保冷剤である。3個入りで、冷凍庫で凍らせてから約5時間使用可能。何度も繰り返し使うことができる。扇風機以外にも、食品を冷やしたり、タオルを巻いて頭を冷やしたりといった使い方もできるので、ひとつ買っておいて損はない商品である。 　保冷剤を入れることでどれくらい涼しさが変わるのか試すため、まずは保冷剤を入れずに扇風機を強風で回してみた。このときの涼しさは昭和風ミニ扇風機と同じくらいだ。次に保冷剤を入れて扇風機を回してみた。すると、劇的というほどではないのだが、ほんのりと風が涼しくなるのを感じられた。 　使用する前に保冷剤を凍らせておかなくてはならないという手間はあるが、暑さの特に厳しい日には重宝しそうである。 　最後に手持ちのミニ扇風機（充電式、ハイパワー）（税込550円）。これはUSBケーブル（micro-B）（別売り）で充電可能。スイッチ2度押しで電源オンになり、それから1回押すごとに風の強さが切り替わる。 　携帯に便利な手のひらサイズなので通勤などの移動中に涼むのにぴったりだ。同じ手持ちのミニ扇風機でも手動式のものと違い、スイッチを押すだけで涼しい風が送られてくるので非常に楽。マックスで充電すると、強風で約40分、中風で約1時間、弱風で約2時間使用可能である。 　熱中症対策のためにも夏場はこれをひとつかばんに入れておくといいかもしれない。ストラップ付きなのでかばんに下げることも可能だ。 ＜文／小林ていじ＞
バイオレンスものや歴史ものの小説を書いてます。詳しくはTwitterのアカウント@kobayashiteijiで。趣味でYouTuberもやってます。YouTubeチャンネル「ていじの世界散歩」。100均グッズ研究家。