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「ダイソー」グッズでひとりバーベキュー。スキレットと蒸し器で美味しく仕上がる

 バーベキューといえば燃料に炭を使う人がほとんどだろうが、そこらへんに落ちている枝も燃料として使うことができる。そしてバーベキューのために必要な道具は100円ショップの「ダイソー」ですべて買い揃えることができる。
ステンレス折りたたみ蒸し器、ステンレスS字フック、積み重ねラック

ステンレス折りたたみ蒸し器、ステンレスS字フック、積み重ねラック

 ステンレス折りたたみ蒸し器(税込330円)、ステンレスS字フック(税込110円)、積み重ねラック(税込110円)の3点だ。蒸し器は本来、野菜や肉まんなどを蒸すためのものだが、これらを組み合わせることで枝を燃料にするバーベキュー台になるのだ。今回は、これに加えて以前購入していたスキレット(税込330円)を網の代わりに使う。

燃料の小枝集めから

 まずは近所の公園を歩いて燃料の枝を拾い集めてきた。枝は乾燥しているもののほうが燃えやすい。折ったときにパキッと音が鳴れば乾燥している証拠だ。細いものから太いものまでバランスよく集めのもポイントだ。最初に燃えやすい細い枝を燃やし、それから長時間燃える太い枝に燃え移らせていくのである。  それと忘れてはならないのだ松ぼっくりだ。松脂が含まれているので天然の着火剤として使用できる。松ぼっくりは秋のイメージが強いが、実は一年中入手可能である。これも傘が開いてなるべく乾燥しているものを選んだほうがいい。

ダイソー商品でバーベキュー台を作る

バーベキュー台

バーベキュー台をセット

 燃料を集めたらバーベキュー台を作る。積み重ねラックの脚を広げて地面に立てる。次に折りたたみ蒸し器を広げ、4本のS字フックを蒸し器の穴に通してラックに吊り下げる。これでバーベキュー台の完成だ。  蒸し器に松ぼっくりを入れ、その上に細い枝を乗せる。そしてそこに重ねていく枝は徐々に太いものにしていく。そして松ぼっくりに着火。これには少し時間がかかるので、柄の長いライターを使ったほうがいい。一度着火してしまえば、蒸し器に無数に空いている穴のおかげで空気の流れがよくなっているため、火はみるみる大きくなっていく。
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熱伝導率が高いスキレットが活躍
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