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ベンツW140の整備費用が年間100万超え!それでも満足な中古外車オーナー心理とは

エアマスセンサー交換

 所有してから3年近く、ずっとW140のアクセルワークが若干気持ち悪いと思っていたのですが、これはエアマスセンサーを交換することによって解消。エアマスセンサーの交換は長年したいと思っていたのですが、主治医が「壊れていないからやっても無駄な費用になるかも」と乗り気でなく、交換しない状態で乗っていました。  ただ、そんなエアマスセンサーが分かりやすく不具合を見せたため、交換したところ、見事にアクセルを踏んだときの挙動が「気持ち良い状態」に変化。次からは、中古ベンツを買ったら、最初にエアマスセンサーを交換したいと思ったぐらいです。  この際の費用は6万6000円。工賃は1000円程度だったので、ほぼ部品代でした。

ブレーキのオーバーホール

 ブレーキもまた、購入当初からずっと気持ち悪いという状態で、自分が狙ったところよりも少し進んでしまうといった感覚がありました。例えば、停止線にあわせてスーッと停車しようとすると、停止線手前で少し滑ったような状態となり、停止線にあわせて止まるためには、踏み足す必要があったのです。しかし、そうする急ブレーキのような状態となり、同乗者にも後続車にも「下手」と思われるような姿勢となっていました。  ですから、私は、いつかブレーキを完璧にしたいと思っていたのです。そして、高速時に、ブレーキを踏んだらジャダーが出る状態となったため、ローター交換をいつもの整備工場に依頼。  その際、ブレーキキャリバーのオーバーホールも依頼し、パッドも低ダストタイプに交換することにしました。  ブレーキパッドは、ベンツの純正にも採用されているateの低ダストタイプが良かったのですが、W140への適合はありません。そこで、主治医に聞いたところ、アケボノEUROを教えてもらい、それに交換。  結果、ブレーキはとても気持ち良い状態へと変化。低ダストタイプは純正と比べて初動の効きが悪いかもと、主治医に事前に説明されましたが、私には気になるレベルではなく、とても満足する結果となりました。  この際の費用(前後ブレーキローター交換、前後パッド交換、前後キャリバーOH)は、部品代工賃あわせて、32万円でした。
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合計150万円かかったけれど
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


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