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堀未央奈が考える”理想の彼氏”

ダンスは「ちょっと大変でした」

――葵が所属するアイドルグループ「Be With You」は、K-POP路線。一足先に公開されたメインビジュアルも、かなりカッコいい雰囲気だったので話題になっていましたね。乃木坂46とはまた違った印象だから余計に。 堀 全然違いますよね。今流行ってる強め女子です。最初は意外でビックリしたんですけど、今では良いなと思っています。日本っぽいおしとやかなアイドルもいいですけど、こういうビジュアルだと訴えるものがあってカッコいい。 ――YouTubeにはIZ*ONEのダンス動画を投稿したこともあったかと。パフォーマンス面では、日本のアイドルとの違いって感じましたか? 堀 大胆なダンスが多いですし、女性らしい動きも多いような気がしました。なので感覚的には結構違いましたよ。そもそも、使う筋肉の場所が違います。乃木坂46の時は腕を動かすことが多かったので腕の筋肉は結構ついていたんですけど、K-POPのダンスは脚や腰の筋肉を使うイメージ。なので、ちょっと大変でしたね(笑)。

経験者だからわかるセンターの重圧

――そして、葵といえば「Be With You」のセンターでもあります。堀さんも立たれたことのあるポジションですが、センターの宿命って何だと思いますか? 堀 グループに対する視線やイメージが、自分ひとりに集中している気がしてしまうところですね。当然、そんなの思い込みでなんですよ。見る側は、メンバー全体を見て抱いたイメージを言っていると思うんですけど、センターに立っているときはいただく声全部が自分のことのように思えてしまう。「私がこうしないといけなかったんだ」「私がこうだから、こんなふうに見えているんだ」と、一つひとつがやけに自分に響いて、責任を感じてしまうんです。 ――なるほど。少し離れてみたら気付くことも、センターの重圧を感じているときはなかなか自覚できないことかもしれないですね。 堀 自信持って、何の不安もなくセンターに立てる人って少ないと思います。どんなコでも、メンバーへの思いや、ファンの人への思いを背負って立っているはずので。覚悟とメンタルの強さがないとできないことですよね、と改めて感じます。立っているだけじゃ成り立たない仕事。それがセンターであり、センターの宿命だと思います。
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