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堀未央奈が考える”理想の彼氏”

 恋に恋するアラサーのヒロイン・優芽子(大政絢)が、偶然出会った謎の青年・光琉(佐藤大樹)を“理想の彼氏”にしていく――。  オリジナルストーリーで描くドラマ『理想ノカレシ』が、5月からスタート。堀未央奈は、光琉の幼馴染で優芽子の恋敵となる葵役として出演する。葵は、人気アイドルグループのセンターという役どころのため、乃木坂46卒業生である堀の“アイドル復帰”も注目されている。そこで、堀本人にインタビュー。本作についてはもちろん、葵を通して堀自身のアイドル観も語ってもらった。

堀未央奈が演じる「現代のアイドル像」

――まずは、台本を読んでみて感じた本作の魅力から伺いたいです。 堀 完全オリジナル脚本なので、誰も先を想像できないところは、やっぱり面白いと感じるポイントですよね。あとは、キラキラした女のコの物語かと思いきや、自分に当てはまる部分や共感できる部分もちゃんとあるので、入り込めるなと思いました。  私が演じる葵ちゃんは気が強い女のコに見えるんですけど、実はすごく不器用なだけで素直なんです。そのあたりは、昔とはまた違う現代のアイドルの女のコとして描かれているなと。若い女のコ像も、時代とともに進化しているんだなと感じましたし、今から演じるのが楽しみです。 ――アイドルとしても活躍する葵に共感した部分はどこですか? 堀 常に人の目を気にしないといけないところです。そんななかで、“素の自分”と“仕事をしているときの自分”をどんなふうに区別していくのかは、葵ちゃんを見せる上で重要なポイントになるはず。うまく使い分けながら演じたいですね。

葵ちゃんを好きになってもらいたい

 彼女は割と素を出しながらお仕事をしている子だと思うので塩梅が難しそうですけど、そういった部分も過去の私と似ているので、比較的見せやすいかなと思います。 ――また、今回のドラマではアイドルであり、ヒロインの恋のライバルという役どころです。演じるうえで、意識したいなと思っている部分があれば伺いたいです。 堀 ヒロインの相手役でもある幼馴染が好きという立ち位置なので、視聴者からしたらちょっと邪魔者に見えると思うんです。そもそも葵は自由奔放な性格だから、余計に毛嫌いされてしまうかもしれないんですけど、その一面だけで終わらせたくないんですよ。  葵は真っ直ぐで、弱い部分もちゃんと持っているコなので、そういった部分もお芝居でちゃんと表現して、葵ちゃんというキャラクターを好きになってもらいたいです。
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経験者だからわかるセンターの重圧
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