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手取り年収300万円台の49歳女性が、資産運用開始から7ヶ月でFIREできた理由

ローリターンでも「堅実な運用がしたい」

貯金するか投資するか そして、数々の資産運用セミナーを受講したBさん。短期トレードや個別株など、リスクが高い投資は自分には向いていないと思ったそうです。 「ローリターンでもリスクが低くて堅実な運用がしたい……そんな自分の要望にマッチしたスクールは無いのでは? と半ば諦めていた頃、FFCに出会いました。米国株ETF中心の運用が自分に合っている!“FIRE4%ルール”の運用を真剣に学びたい!と思い入会を決心しました」 【参考記事】⇒「FIREを達成して贅沢な暮らしがしたい人たち」の大きな勘違い  スクールに入会した当初は動画のみで学んでおり、経済や運用について知識が付いてきたものの、大金を米国株に投資する勇気が出なかったそうです。  しかしその後は、コンサルタントの“ある助言”でFIREを達成できたとBさんは振り返ります。

資産を増やしたいのか、FIREを達成したいのか…

 BさんがFIREするための原資を最も増やせた要因は、未上場企業の持株会で積み立てをしていたことです。長期に渡って積み立てをして、さらにその会社が上場したのです。これにより積み上げてきた株式の評価額が飛躍的に上昇しました。  しかし、この株式が“まだ上がるのではないか?”という思いも捨てきれず、売ったほうが良いのか、持ち続けたほうが良いのか、Bさんには分からなかったそうです。  そんなとき、コンサルタントに「Bさんは、資産運用で何を手に入れたいですか?」と聞かれました。 「資産を増やしたいですか?」「FIREしたいですか?」  その質問に、Bさんは「FIREしたいです」と答えたそうです。そして持株の銘柄をコンサルタントに伝えた際に、「この株は売却しましょう!その原資を米国株に投資すればFIRE達成できますよ!」と助言を受けました。もちろん、最終判断は自分に委ねられていましたが、勇気を出して持株を全て売却したそうです。  最高値では売り抜けられなかったものの、高値圏で売却することに成功しました。Bさんが売却した翌営業日にその銘柄が20%近い暴落をしたそうで、「あと1日売却が遅れたら、売り時を逃していたかもしれません。行動に移せた自分を褒めてあげたい」と感慨深げに言います。  持株を売却した後は、今度は米国株に大金を投資しなければなりません。Bさんにとって、円をドルに両替するのも初めての経験ですが、コンサルが精神的な支えになってくれました。最初は少額から始めて、頃合いを見て一気に投資しました。私が資金投入していた2021年頃は相場が上昇トレンドで円安もそれほど進行していなかったので運が良かったかも知れません。このような流れでBさんは40代後半でFFCに入会し、本格的に資産運用を始めてから7ヶ月で見事にFIREを達成されました。
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「若い時には精一杯働くことがいちばん大事」
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金融・起業のマネースクール『Financial Free College』代表。SNSでは「ライオン兄さん」名義で活動。ネット関連会社などにて、8年間のサラリーマン勤務をするが独立。金融・起業の書籍をむさぼり読みつつ、サービス業関連会社を興し、2018年に売却、その売却益を米国株を中心に運用し、経済的自由を獲得した。同スクールは、「投資家が推奨するお金のスクール」、「未経験から学べるお金のスクール」、「結果が見込めるお金のスクール」の3冠を取得(日本マーケティングリサーチ機構調べ)。2021年10月4日(証券投資の日)に「資産運用をしよう」という言葉をTik Tokで世界一広めてギネス認定される。YouTubeチャンネル「ライオン兄さんの米国株FIREが最強」を運営。著書に『年収300万円FIRE 貯金ゼロから7年でセミリタイアする「お金の増やし方」』(KADOKAWA)がある。

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