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『スラムダンク』ポジション別最強キャラクター。センター2位は陵南・魚住

エースひしめくSF(スモールフォワード)

スラムダンク

『SLAM DUNK 新装再編版 20 (愛蔵版コミックス)』(集英社)

 インサイドでもアウトサイドでも攻撃力が求められ、オールラウンドな能力が求められるSF。同作ではこのポジションに各チームのエースが名を連ねている。  その中で最多の票を勝ち取ったのは流川楓(湘北高校)で56%。単行本最終巻での桜木とのハイタッチは、多くのファンが最高のシーンと語るほど、主役級の存在感があるキャラクター。コメントも「バスケ一筋、オールラウンドプレイヤーで無双しているから」(宮城県50代男性)など、そのスキルもピカイチ。  流川に続いたのが仙道彰(陵南高校)で36%。「私的作品NO.1の天才。バスケの実力もさることながら、一緒に魚釣りに行きたい」(東京都30代男性)など、No.1という声も多い。  3番手には23%で沢北栄二(山王工業)がランクイン。「1on1のスキルが圧倒的で、点取り屋としては群を抜いているのではないかと思います。湘北戦で流川、桜木、赤木をかわした場面は鳥肌立ちました!」(広島県20代女性)など、スキルの高さを評価することが多数。

やっぱりあのキャラがトップのPF(パワーフォワード)

 ゴール下や中距離からの得点の他、リバウンドの能力が求められるPF。  こちらは当然の結果とも言えるが、桜木花道(湘北高校)が72%でダントツの結果となった。プレイ以上に主人公としてのキャラクターの印象が強いようで「バスケにまつわる名シーンは選びきれないのですが、味噌汁のかわりのラーメン。たまに真似してます」(東京都30代男性)という意見や、「迫力と可愛い言いぐさが好き」(神奈川県70代男性)など、お気に入りのシーンを回顧するようなコメントも多かった。それにしても、70代の方までがコメントを寄せるほど、作品が幅広く愛されていることにも驚くばかりだ。  それを追随する次点には、花形透(翔陽高校)が37%でランクイン。作中ではセンターとして登場しているが、柔よく剛を制すようなプレイスタイルからPFで活躍するイメージにも合うようだ。「フェイダウェイといえば花形。クレバーなイメージですが試合に負けて涙を流す熱い男」(大阪府30代男性)といったように、代名詞とも言えるプレイがあるのがランクインの要因でもありそうだ。  そこに、野辺将弘(山王工業)と福田吉兆(陵南高校)が19%で並んで続く結果となった。
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Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。

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