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深刻化する“友達のいないおじさん”問題。なぜ中高年男性は遊びに誘えないのか

なぜ友達のいない中高年男性は遊びに誘えないのか

おじさんイメージ

写真はイメージ

 友達が少ない・いない中高年男性が問題視されている。孤独の健康リスクは飲酒や喫煙を凌ぐとも言われており、早急に対応しなければいけない。  中高年男性に友達がいない理由として様々な要因が想定されるが、そもそも“人を誘えないこと”にあるのではないか。誘える中高年男性を増加すれば孤独化することはなく、健康を害す心配もない。とは言え、自発的に誘える中高年男性はそうそういない。  そこで中高年男性が人を誘えない理由、どうすれば誘えるようになるのかなど、『世界一孤独な日本のオジサン』(角川新書)の著者・岡本純子氏に話を聞いた。

誘ったら負け

 そもそも、友達が少ない・いない中高年男性は世界的な問題らしい。その理由として岡本氏は「“男らしさ”に支配されがちだから」と解説する。 「男性は年を重ねるごとに『一人で強く生きるべきだ』といった“男らしさ”に支配されて他者との交流に抵抗感を覚える、という研究結果は世界的に見られています。加えて、今の中高年世代の中では、男性同士が仲良くすることが『ホモセクシュアル的だ』ととらえられてきたことも大きいです」  次に誘えないことの影響について、「もちろん、女性でも誘えない人は多いため中高年男性に限った話ではありません」としつつも、「やはり自発的に行動しなければ関係性は生まれないため、誘えないことは中高年男性の孤独化に関係しているでしょう」と話す。そして、人を誘えない中高年男性の特徴を説明した。 「迷惑やプライド、恥といった意識が人を誘うことのハードルになっています。まず、『仕事で疲れているかもしれないから』『休日は子供と過ごすだろうから』など、その人を気遣って誘いたいけど誘えない、という心理は結構あります。とはいえ、他者に配慮したものばかりではありません。  そもそも「忙しい」「めんどくさい」ので、自分から誘うことに抵抗を覚える人もいます。
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