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「Web3」インフルエンサー女性に聞く、NFTで“稼ぐ”ために必要なマインド

将来性がある音楽やファッション系のNFTプロジェクト

GASHO2.0

所有するNFTを現物のアートとして額装してくれるサービス「GASHO2.0」(@GASHO_2_0)

 そんななか、ズバリ稼ぐためにおすすめな具体例もたぬきちさんは教えてくれた。 「まずNFTから話すと、個人的に注目しているのがミュージックNFTやファッションNFTです。この2つは、まだ世界的に見ても『こういうのが流行る』というフォーマットが決まっていないんです。なので、多くのプロジェクトがさまざまなユーティリティ(特定の権利や実用性を持たせること)を模索しているような状況です。音楽で言えばアーティストの楽曲をNFT化し、曲づくりに参加することができたり、アバター用のファッションNFTを購入してメタバース上で着用したりと、いろいろな可能性が見出せると思っています」  そのほか、おすすめのNFTプロジェクトについては以下の3つを掲げる。 「大阪府の泉佐野市では、オリジナルNFTアートをふるさと納税の返礼品として提供していますが、そこのイラストを手がけたのが『Kawaii Girl NFT』というプロジェクトです。 ふるさと納税 × NFTという面白いコラボの事例で、今後さまざまな自治体でNFTが採用されるかもしれません。  また、日本初のメタバースNFT『Metaani』は、アーティストのきゃりーぱみゅぱみゅさんとコラボしたりと、非常に勢いのあるプロジェクトになっています。そのほか、ポケモンのイラストを手がけるなど、日本を代表するイラストレーターのさいとうなおきさんが立ち上げたNFTプロジェクト『MEGAMI』も、大きな注目を集めています」  この中でMetaaniやMEGAMIは、2次創作による商用利用が認められており、クリエイターの創作活動の活性化にも寄与しているという。

気軽にWeb3に触れられる体験型イベントを企画していきたい

たぬきち 今後の展望としては、もっとWeb3が身近になるように、「さまざまな趣向を凝らしたイベントを手がけていく」とたぬきちさんは抱負を語る。 「10月23日と24日には『HONEYCON』という“Web3のテーマパーク”のようなカンファレンスを開催します。今までWeb3系のイベントはBtoB向けが多く、かつ値段が高い傾向にあったので、もっと気軽にWeb3に触れられる体験型のイベントを作りたかったんです。参加者全員が楽しめ、Web3初心者の方も面白いと思ってもらえるイベントにしていきたい。  そのほか、ハロウィンやクリスマスなど、季節を絡めたイベントもやっていきたいですね。こういったイベントを通して、少しでもWeb3を知るきっかけになったり、興味を持ってもらえたらなと思っています」 <取材・文・撮影/古田島大介>
1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている
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