恋愛・結婚

不倫の修羅場、別れたはずの相手が「助けてくれ!」背後に奥さんが立っていて…

 芸能界では「不倫」や「浮気」のニュースが絶えない。世の中には、パートナーの存在がありながら、「ほんの出来心」で異性と関係を結んでしまう人たちがいる。しかしそれが原因で、慰謝料を請求されたり、社会的な地位を失ったり、修羅場に発展することもあるのだ……。
不倫

写真はイメージです。以下同

 今回は、不貞行為を続けた結果、悲惨な目にあったという2人のエピソードを紹介する。

突然現れた彼氏の妻!「独身」と言っていたのに…

 22歳の頃、マッチングアプリで知り合った3つ年上の男性と付き合っていた山田みなみさん(仮名・30代)。彼はとても優しく、穏やかな人だったという。  出会って数ヵ月が経ったある日、思いもよらないかたちで彼の真実を知ることになった。 「私の住むアパートの前にキレイな女性が立っていました。その女性は私を見るなり『私の旦那と不倫していますよね?』。そして微笑みながら『別れてください』と言ってきたんです」  彼からは“独身”と聞いていた山田さんは、その女性にそのことを伝えた。すると女性は……。 「『そうですか』と一言だけ呟いて、帰っていきました。その後すぐに彼に連絡すると、『あ、バレちゃったか、それなら別れよう』と言われ、私もそれに応じて“もう終わりか”と思いました」

背後には包丁を手にした妻

 事件は、次の日に起きた。 「仕事から帰宅したら、別れたはずの彼が私の部屋の前で、怯えた顔をして座り込んでいました。そして『助けてくれ!』と訴えてきたんです」  何が何だか分からずにいた山田さん。とりあえず、彼を部屋に入れようとしたその時……。 「彼の奥さんが包丁を手にして私の背後に立っていました。『あなた、旦那と別れたのではないですか?』と言われ『別れましたよ』と伝えると、『なら退いてください』と笑顔で言ってきたのですが、正直、怖かったです」  しかし、山田さんは彼を殺しに来た妻を止めようと、抵抗した。だが、妻が持っていた包丁が山田さんの腹部に刺さってしまい、玄関に倒れ込んだという。
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警察に発見されて…
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2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。

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