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イケてるスーツの男性もマスクを外したら「ちょっと残念」。意外と女性は見ている

怖い上司の意外な一面

ハンドケア「頻繁に手指をアルコール消毒したり、洗ったりすることが浸透しましたよね。するとどうしても水分や油分が失われて荒れてしまいがちで」A香さん(28歳・契約社員・独身)  そんなとき、女性の多くはハンドクリームなどでケアをしますが……。 「男性はカサカサになって白い粉を吹いていたりしていても、放置しっぱなしの人が多くて本当に残念な気持ちになります。心底もったいないです」  何を隠そうA香さんは、男性のゴツっとして指の関節が盛り上がったぶ厚い手が大好きなのですが、少しでも不潔感が漂うと良さが帳消しになってしまうと語ります。 「最近も上司(Yさん・46歳・既婚)の手が気になってしまって。以前私が仕事でミスをしたときに、すごい剣幕で怒られたことがあって、それ以来、必要以上に話したことなかったんですけどね」  リモートワークが多く、久々に対面で会った上司は、デスクで直径3センチ程の小さなチューブに入ったハンドクリームを手にまんべんなく塗りこんでいました。 「今まで関心なかったのに、その潤った長い指に釘付けになってしまいました。特に好きな上司ではありませんでしたが、実はセクシーな手をしていたんだなと気がついてしまって。ハンドクリームもカモミールの爽やかな良い香りがして、いつの間にか『そのクリーム良さそうですね』と話しかけてみたんですよ」

高感度が爆上がり

 話を聞くと、あまり肌の強くなかったYさんは、コロナ以降、特に肌荒れするようになり、乾燥すると痒みがでてしまうので、常にハンドクリームを持ち歩くようになったのだとか。 「ドラッグストアで見つけた小さなハンドクリームをまとめ買いしてバッグやポケット、あちこちに忍ばせていつでも使えるようにしているそうなんです」    しかも「たくさんあるからどうぞ」とそのハンドクリームをA香さんに一つくれたそう。 「多分200円もしないものなのですが、好感度が爆上がりでしたね。私だけじゃなく、男性の手が好きでつい注目してしまう女性っていると思いますよ」  コロナ禍だからこそ気をつけたい男性の清潔感。簡単なケアをするだけで周りの女性の反応がガラッと変わるかもしれませんね。 <取材・文・イラスト/鈴木詩子>
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。
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