2022年、日刊SPA！で反響の大きかった記事からジャンル別にトップ10を発表。恋愛・結婚に関する記事の中から、男女の駆け引きに注目。数々の体験談から選ばれた「恋愛」部門の第4位は、こちら！（集計期間は2022年1月～11月まで。初公開日2022年6月4日　記事は取材時の状況） 　＊　　＊　　＊ 　もしもあのとき、勇気を出してホテルに誘えていたら――。多くの男性が一度は経験する“できずに悶々と過ごした夜”。女性にも「誘われたかった」と嘆く経験者が予想以上に多いことが発覚した。 　取材班が募集をかけたところ、一般女性100人を超える応募が殺到。今回はそのなかから選りすぐりのエピソードを、百戦錬磨の男を落とす恋愛戦略家・関口美奈子氏に総評から男女へのアドバイスまで大いに語ってもらった。 　恋愛のプロも唸る欲情のシチュエーションとは？　これを読めばすれ違いの夜とおさらばできるはず！ 「Tinderで会ったからライトな交わりを期待してたのに……」 　そう話すのは、歌手のYUKI似の牧村美里さん（仮名・34歳）だ。3か月前に知り合った男との一夜を振り返る。 「彼は45歳バツイチの料理人。料理をしている写真の雰囲気や、シンプルなプロフィール文が気に入り、自分からメッセージを送りました。2か月やりとりしたけど敬語を崩さない感じもよかった」 　渋谷で夜8時に待ち合わせ。顔はイケメンではないが、アメカジスタイルの雰囲気が好みだった。 「道玄坂の雰囲気のいいバーで横並びに座り、常に腕や膝は触れている状態でかなりドキドキしていました。 　お酒を飲みながら、私の容姿を褒めてくれたり、『メイクもかわいいね』って頭を撫でてくれたり……。タイプだと思って会っている男にそんなことされたら、スイッチが入らないわけがない」