――いいマシンが完成していますね（笑）。そうした時期を経て、いま楽しいことはなんですか？ はまやねん：運転はしんどいんですけど、地方に行って色んな人に会うことが楽しいです。そして、その日現地に泊まって、その地方を感じられたら最高ですね。 ――キッチンカーをやるうえでの喜びはどんなところにありますか？ はまやねん：今でも、食べて喜んでくれるか不安なんですよ。だから、当たり前ですけど「美味しい」って言ってもらえた時はやっぱり嬉しいですね。土日で出店した時に、初日に1個買ってくれた人が翌日にも来て「友達にも食べさせたい」と、7個くらい買って行ってもらった時も嬉しかったです。 ――路面店ではなくキッチンカーが面白いと感じるのはどこですか？ はまやねん：お店を構えて待つだけではなく、移動してお客さんのいるところに出向けるのは面白いですね。その分、色んな方に出会えて楽しいです。新潟の田舎の方に出店した時は、方言が強すぎて何言ってるかわからない方もいました（笑）。 ――この先の野望はありますか？ はまやねん：高校時代からの夢なので、やっぱり、地元の大阪でみんなが集まれる立ち飲み屋や居酒屋を作りたいですね。 　一世を風靡した芸人の新しいチャレンジは、まさに成長の真っ只中。今後の変化と進化に注目していきたい。 ＜取材・文／Mr.tsubaking＞ Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大！天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。